「もののがたり」のゲーム化作品『もののがたり~異界ノ契(いかいノちぎり)~』スマホ向けに発表。爽快なバトルやオリジナルストーリーが展開

『もののがたり~異界ノ契~』は、原作「もののがたり」の世界観を軸にした、人と付喪神の「縁を紡ぐバトルRPG」になるという。

アソビモ株式会社は4月14日、『もののがたり~異界ノ契(いかいノちぎり)~』を発表した。対応プラットフォームはiOS/Android。公式サイトなどが近日公開予定とされている。漫画やテレビアニメとして展開されてきた、「もののがたり」を題材とした完全新作となっている。

オリジナルの「もののがたり」は、オニグンソウ氏による漫画作品である。舞台となるのは、古びた器物に心が宿った「付喪神」が存在する世界。メインキャラクターの岐兵馬は、付喪神に兄と姉を殺された青年だ。付喪神を常世へ還すことを生業とする一族の次期当主である兵馬は、強引な封殺を繰り返していたため、6人の付喪神と共棲する少女・長月ぼたんのもとで暮らすことになる。付喪神を憎む青年と、付喪神を家族として愛する少女。出会いをきっかけに、絆と恋の付喪ノ語りが繰り広げられる。

同作は2014年に集英社の「ミラクルジャンプ」にて連載開始。その後「ウルトラジャンプ」にて2023年まで連載されていた。また2023年にはテレビアニメも放送されていた。

本作『もののがたり~異界ノ契~』は、原作「もののがたり」の世界観を軸にした、人と付喪神の「縁を紡ぐバトルRPG」になるという。ゲームの情報については、4月15日20時から放送予定の「アソビモ新作タイトル『もののがたり~異界ノ契~』ゲーム化発表会」にて公開予定。同放送の概要欄によると、爽快なバトルやオリジナルストーリーが展開。プレイヤーは特別な力を持つ「帳」として京都を巡り、付喪神たちと関わりながら新たな謎を解き明かしていくそうだ。

また本作に携わるアソビモは、『トーラム オンライン』や『アヴァベルオンライン』など、スマートフォン向けのMMORPGを中心に運営型のゲームを展開してきた企業。同社からの発表ということで、本作はスマートフォン向けの運営型タイトルとなるのかもしれない。

『もののがたり~異界ノ契~』は、iOS/Android向けに配信予定。本作の情報は、4月15日20時より、「アソビモ新作タイトル『もののがたり~異界ノ契~』ゲーム化発表会」にて公開予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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