異界化学校探索ホラー『Misao: Definitive Edition』8月15日に大型アプデで「HDリマスター版に進化」へ。『Misao – 2024 HD Remaster』に生まれ変わり、新要素も実装

PLAYISMは8月8日、『Misao: Definitive Edition』の大型アップデートを8月15日16時に配信すると発表した。同アップデートではHDリマスター化が実施。タイトルが『Misao - 2024 HD Remaster』へと変更される。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは8月8日、『Misao: Definitive Edition』の大型アップデートを8月15日16時に配信すると発表した。同アップデートではHDリマスター化が実施。タイトルが『Misao – 2024 HD Remaster』へと変更され、演出の刷新や新要素を追加した新バージョンがプレイ可能になるそうだ。

『Misao: Definitive Edition』は、せん氏が2011年にフリーゲームとして公開した探索型ホラーADV『操』のリメイク版だ。本作の舞台となる学校では、3か月前に操という女生徒が行方不明になっていた。彼女は物静かで目立たない、クラス内でも地味な存在であったという。しかし操は、あるきっかけからクラスの一部でイジメの標的になる。また操が行方不明になったあと、校内で怪現象が発生しており、生徒間で操の呪いだと囁かれていた。

本作の主人公は操のクラスメイトの一人だ。本作では、地震をきっかけに学校全体が異界に飲み込まれる。学校全体の構造がバラバラになると同時に出口は見当たらず、主人公を含めた校舎内にいた人間は、悪霊の巣窟に閉じ込められてしまう。また助かるためには、少女の呪いを解く必要があるという。主人公は行方不明の少女を救うべく、異界に飲まれた校舎を探索することになる。本作は探索型のホラーADVとなっている。主人公は校舎内を調査。アイテムを集めたり、怪異と対峙したりなど、探索によってキーアイテムの入手によって脱出を目指すのだ。

また本作では、発生するとゲームオーバーになってしまうものも含めて、多数のイベントが用意されている。そうした即死イベントに対して、ゲームを終了するまで有効なクイックセーブ機能を搭載。遊びやすさが考慮されている点も特徴だろう。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で1786件中95%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得。フリーゲーム版のファンを含めて、多数の死亡展開やまとまった内容などが評価されてきた。またフリーゲーム版では、小説版が2014年に刊行されていた。

 


今回のアップデートではリメイク版『Misao: Definitive Edition』が、HDリマスター化して『Misao – 2024 HD Remaster』へと進化する。プレスリリースによるとアップデート後は本作がHD画質に対応。グラフィックや演出が刷新される。また新要素として、ステージ探索の楽しみを強化する機能も追加。HDリマスター化によって、パワーアップしたバージョンとなるわけだ。

アップデートおよび改題にあわせて、価格が税込980円へと改定予定。本作は現在セール中となっており、8月15日1時59分までの期間は、価格改定前の税込498円から20%オフされた398円で購入できる。アップデート後も、現在の『Misao: Definitive Edition』の内容はプレイ可能とされている。なお本作を手がけるせん氏は、個人ゲーム開発者。本作以外に、『マッドファーザー(Mad Father)』などもリリースしている。


Misao: Definitive Edition』は、PC(Steam)向けに通常価格税込498円で配信中。同作は8月15日16時のアップデートにて、『Misao – 2024 HD Remaster』へHDリマスター化予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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