超シンプル足場乗り継ぎアクション『Minimalism』、Steamにて期間限定無料配布中。“実績開放ゲー”ながら高難易度なやりがいも

PixelMouseから配信されている『Minimalism』について、現在Steamにて無料配布がおこなわれている。配布期間は日本時間10月13日午前2時まで。

デベロッパーのPixelMouseから配信されている『Minimalism』について、現在Steamにて無料配布がおこなわれている。配布期間は日本時間10月13日午前2時まで。定価は税込120円。Steamにログインし入手すると、期間終了後も保有しプレイできる。

『Minimalism』は2Dプラットフォームアクションゲームだ。プレイヤーは四角い箱のような物体を操作して、ステージ上に点在する鍵を集め、ゴールとなる扉を目指すことになる。


本作のステージは難易度が高めに設定されており、各所にトゲや、矢の射出装置などが設置されている。うっかり当たってしまうと鍵の収集はやり直しとなり、ステージの初めから再挑戦することとなる。またステージによっては非常に小さい足場を乗り継いでいくこともあるため、慎重かつ正確な操作が求められるわけだ。

また本作は「実績開放ゲーム」としての側面も存在している。本作には全165個の実績があり、それぞれステージクリアなどで獲得できる。しかしながら、実績の多くはステージ上に散りばめられている。本作の実績は「あ」「A」などといった文字で占められており、これらはステージ上に点在しているのだ。ゲームプレイ中では、これらの文字を拾うことで実績を開放可能。50音に留まらず、アルファベット26文字、「が」「ぱ」などの濁音、半濁音や、「きゃ」「ちゃ」などの拗音までカバーしている。

そして、これら多数の実績を「言葉遊び」に使うという一風変わった遊びもあるようだ。というのもSteamのプロフィールにおいては、「実績ショーケース」として、取得済みの複数の実績をプロフィール欄に設定、公開することができる。そこで『Minimalism』にて取得した実績で何らかの言葉を作ろうとしているプレイヤーもみられる。


本作は2017年2月9日にリリースされて以降、Steamにて本稿執筆時点で約2250件のユーザーレビューを集めている。評価としてはそのうちの72%が好評とする「やや好評」ステータス。移動時の慣性や壁ジャンプ時の挙動など、やや癖のある操作感が特徴の本作。またトゲの判定が大きく「当たってないのに当たってしまった」という場面に遭遇することも珍しくないため、不満もみられる。一方でそうして何度もミスが起こりうるものの、素早くリトライできるゲームプレイから、中毒性があるといった評価もみられる。レビューには実績目当てで購入したものの存外ハマってしまったとする声も寄せられているようだ。興味のある人はこの機会に遊んで、多彩な文字の実績を獲得してみるのもいいだろう。

『Minimalism』はPC(Steam)向けに日本時間10月13日午前2時まで無料配布中。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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