マルチ対応泥棒ステルスアクション『Mini Thief』がSteamにて期間限定で無料配布中。アイテムでセキュリティを無効化、陽動も活かして巧みに家捜し

見下ろし型ステルスアクションゲーム『Mini Thief』が、現在Steamにて、日本時間1月25日午前3時までの期間限定で無料配布中だ。

デベロッパーのStranga Gamesが手がける『Mini Thief』が、現在Steamにて期間限定で無料配布中である。配布期間は日本時間1月25日午前3時まで。期間内にライブラリに追加すれば、期間終了後も保有しプレイすることが可能だ。なお本作は、定価税込580円のゲームである。

『Mini Thief』は、見下ろし型の視点で進行するステルスアクションゲームだ。ゲーム内は日本語表示に対応。プレイヤーは盗みをはたらく泥棒マスターとして、家だけでなく、宝石店や銀行などの施設にも侵入し、金目のものをいただくことになる。

各ステージにはギミックも登場。軋む床の上を歩いたり、花瓶を落としてしまったりすると音が鳴り、居場所がばれてしまう。またトリップワイヤーのある場所を横切ってしまうとアラーム音が鳴り響く。監視カメラの目もかいくぐらなければならない。潜入のルートには、十分注意する必要がある。

一方でプレイヤー側にもセキュリティの突破方法が用意されている。たとえばトリップワイヤーを切断するケーブルカッター、防犯カメラによる捕捉を無効化する段ボール、暗所での活動を容易にする暗視ゴーグルといったアイテムが購入可能。物を盗むにあたっては、あらかじめブレーカーを壊して見つかりにくくするというような事前の工作も大事になるだろう。

なお本作にはオンラインでのPvPモードや、ステージを作成する機能も実装されている。独自のステージを作って対戦してみるのもいいかもしれない。

本作は2016年頃からitch.ioにて公開されていた作品だ。Steam向けには2018年に登場した。本作のSteamユーザーレビューにおける評価は、本稿執筆時点で約540件中69%の好評率で「賛否両論」と苦戦。難易度調整に対する指摘や、ゲームループが単調であるとする意見が存在している。一方で、物を盗んで外に脱出するという、シンプルなシステムながら、さまざまなセキュリティを突破するステルスの要素が良く機能していると一定の評価を獲得している。また、アイテムを利用した陽動などプレイヤーの工夫が活きるゲームプレイも好評のようだ。今回の無料配布は、賛否両論ある本作を試す機会にもなるだろう。

ちなみに本作のパブリッシングを手がけるGrabTheGamesについては、現在Steam上でパブリッシャーセールを実施中。『Ale & Tale Tavern』や『Takara Cards』などがセール中。本作もそのパブリッシャーセールの一環で、期間限定の無料配布になったものと思われる。

『Mini Thief』はPC(Steam)にて期間限定で無料配布中だ。期間は日本時間1月25日午前3時まで。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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