物理演算ざくざく鉱石採掘サンドボックス『MineMogul』リリース早々ブームの気配。掘るのも運ぶのも機械任せ、ただし設計ミスると大惨事

NoodleForgeは12月5日、『MineMogul』をSteam向けに早期アクセス配信した。本作は坑道を開拓するサンドボックスゲームとして、さっそく盛況を博している。

デベロッパーのNoodleForgeは12月5日、『MineMogul』を早期アクセス配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はリリース後から着々とプレイヤー数を増やしており、盛況模様となっている。

『MineMogul』は地下を開拓するサンドボックスゲームだ。プレイヤーは坑道に潜り、地下にて資源の採掘プラットフォームを作り上げていく。採掘した資源を納品用のケースに収めると換金が可能。そうして鉱石を集め、稼いだお金でツールなどを購入。次第に大規模な坑道開発を進めていくわけだ。

ゲーム開始時にはつるはしのみが用意されており、プレイヤーは手作業で鉱石を掘り出すことになる。ひとつひとつ換金していくことで、複数鉱石を運べる磁石ツールや自動採掘機などを購入できるようになり、加速度的に開拓の効率は上昇していく。またゲーム進行にあたっては指定の鉱石を納品するなどといったクエストも用意されており、クリアすることで報酬も獲得可能。

鉱石は鉄や石炭のほか、エメラルドやダイアモンドなどの種類も存在しており、それぞれ価格が異なる。自動採掘機などを置く場所によって鉱石の出やすさも変わってくるため、配置箇所を見極めることも大事だ。

そして採掘した鉱石を回収箱に運ぶにあたっては、ベルトコンベアを利用してレーンを組み立てていく。本作は物理演算による鉱石の挙動が特徴。そのためコンベアによる輸送や落下などの挙動を活かした輸送路構築が効率化、自動化のカギとなるだろう。

本作は12月5日にSteam向けに早期アクセスとして配信。SteamDBによれば、リリース後から着実にプレイヤー数が増加し続けており、日本時間12月8日未明にはピークで約1800人のプレイヤー数を記録。ユーザーレビューも好評で、全191件中97%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

先述の通り本作は物理演算による鉱石の挙動が特徴となっている。鉱石が一か所に集中すれば、ベルトコンベアからこぼれてしまうこともあるだろう。そのためキャパシティや資源の流れを計算した輸送路を構築する必要があり、考えがいがあり、プレイヤーの趣向を凝らせるゲームとして高く評価されている。

また現在は早期アクセスとして、約1年後をめどとした正式リリースを目指しているが、さっそく連日アップデートが実施されており、不具合対応やコンテンツ追加の早さといったフットワークの軽さもあわせて評価されているかたちだ。

なおリリース前に公開されたロードマップによれば、今後資源を運ぶエレベーターといった新ツール/機械や新バイオーム、論理回路、ローカライズの実装対応などが予定されているようだ。また最新アップデートのパッチノートでは、石炭を1トン用意することでクリスマスツリーと交換できるようになることも示唆されており、季節のイベントも開催されるのかもしれない。

『MineMogul』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。12月15日まではリリース記念セールとして定価の15%オフとなる1445円で購入可能だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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