『マインクラフト』の「砂漠の新モブ」複数種発表、干乾びた“アンデッドラクダ”や日光で燃えないスケルトン亜種など凶悪そう。新スナップショットでさっそく実装

Mojang Studiosは10月29日、『マインクラフト』Java版スナップショット25w44aを配信した。

Mojang Studiosは10月29日、『マインクラフト』Java版について、スナップショット25w44aを配信した。新モブの追加をはじめとする、さまざまな変更が含まれている。

『マインクラフト』は破壊と創造に満ちたサンドボックスゲームだ。舞台となるのは、あたり一面が3Dブロックで構成された四角い世界。プレイヤーは手に入れた素材でさまざまなアイテムをクラフトしながらサバイバル。地形を掘ったり建築をしたりと、自由に冒険を繰り広げていく。プラットフォームに応じて2つのエディションが展開されており、PC向けの「Java版」とコンソールやスマートフォンでもプレイ可能な「Bedrock版(統合版)」が存在する。

本作Java版ではスナップショットと呼ばれるバージョンを通じて、新要素が試験的に実装されている。今回配信された25w44aでは、複数の新モブが追加された。

Image Credit: slicedlime on YouTube

まず、新たに「Parched」が登場(日本語名称未定)。Parchedはスケルトンの亜種であり、砂漠でこれまでスポーンしていた通常のスケルトンに代わって湧くようになった。砂漠にはゾンビの亜種であるハスクもスポーンするが、Parchedもハスクと同様に、日の光を浴びても燃えないという特徴がある。Parchedが放つ矢には「弱化」の効果が付与されており、受けることで攻撃力が低下してしまう。Parchedを倒した際には、この弱化の効果がついた矢をドロップする可能性があるそうだ。

Image Credit: slicedlime on YouTube

そして2体目の新モブが「Camel Husk」だ。Camel Huskはラクダの亜種で、明るさが0の砂漠の地表にスポーンする。アンデッドに分類されるモブだが、Parchedと同様に日光では燃えない。そして、Camel Huskは槍を装備したハスクとParchedを背中に乗せた状態でスポーンし、この状態ではプレイヤーに敵対するようだ。ただし、プレイヤーが騎乗したり、ウサギの足を与えることで体力を回復したりすることも可能なようだ。

また「槍」に関する仕様変更も実施されている。槍といえば、「Lunge」エンチャントを付与した状態での移動に注目が集まっていたが(関連記事)、サバイバルモードでは使用するたびに耐久度を消費する点がネックとなっていた。前回のスナップショット25w43aにて、槍の耐久度ではなくプレイヤーの満腹度を消費することで突進攻撃が可能となっていたが、今回その消費量が減少。槍の新アクションについては、ユーザーの反応も見つつ、より使いやすいかたちで調整が進められているようだ。

Image Credit: slicedlime on YouTube

このほかにも、複数のオブジェクトのグラフィックについての修正など変更点はさまざま存在する。詳細はパッチノートを確認されたい。25w44aはMinecraft Launcherから「最新のスナップショット」を選択することでプレイすることができる。

「オウムガイ」や「ゾンビオウムガイ」に始まり、次のゲームドロップ「マウント・オブ・メイヘム」では今回紹介されたものを含め、多くの新モブが実装される見込み。敵対するモブが追加されることで冒険の楽しさも増しそうだ。続報を楽しみに待ちたい。

マインクラフト』Java版はPC向けに配信中。Bedrock版はPC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Androidなどに向けて配信中だ。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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