『マインクラフト』Java版にも待望の「銅ゴーレム」実装。銅製ツールや棚ブロックなど一気に到来

Mojang Studiosは7月29日、『マインクラフト』Java版に向けてスナップショット25w31aを配信開始した。

Mojang Studiosは7月29日、『マインクラフト』Java版に向けてスナップショット25w31aを配信開始した。このアップデートでは、先日Bedrock版プレビュー向けに先行で実装されていた「銅ゴーレム」や「棚ブロック」をはじめとする多数の要素が追加される。

『マインクラフト』は「破壊」と「創造」に満ちたサンドボックスゲームだ。舞台となるのは、あたり一面が3Dブロックで構成された四角い世界。プレイヤーは手に入れた素材でさまざまなアイテムをクラフトしながらサバイバル。地形を掘ったり建築をしたりと、自由に冒険を繰り広げていく。プラットフォームに応じて2つのエディションが展開されており、PC向けの「Java版」とコンソールやスマートフォンでもプレイ可能な「Bedrock版(統合版)」が存在する。

7月29日にJava版スナップショット25w31aが配信開始となった。本アップデートにより、Bedrock版プレビューに向けて複数回にわたって実装されてきた多数の要素がJava版にも試験実装される。なお、今回のスナップショットにおける各要素は正式リリース時に仕様が変更される可能性もあるため留意されたい。

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まず、「銅ゴーレム」が実装。銅ゴーレムはインベントリ整理を手伝ってくれるモブだ。「銅ブロック」の上に「くり抜かれたカボチャ」を設置することで、「銅のチェスト」とともにスポーン。銅ゴーレムは、銅チェストに入っているアイテムを自分で取り出し、同じアイテムが入っているチェストまたは空のチェストにそのアイテムを移動させるという特性をもち、これによりアイテムごとに分類してきれいに整頓してくれる。倉庫整理に一役買うこと間違いなしだ。ちなみに、銅ゴーレムが完全に酸化してしまった場合、「銅のゴーレム像」へと変化する。

そして、銅製の装備やツールなども追加されている。銅は石と鉄の中間の性能をしており、たとえば銅のツルハシであれば、石のツルハシよりも速度・耐久性ともに優れている。一方で、ダイヤモンドなどの上位の鉱石を掘ることはできないため、その点では鉄のツルハシに軍配が上がる。銅は比較的手に入れやすいため、序盤の準備ではお世話になることも多そうだ。

また、先日お披露目されたばかりの「棚(Shelf)」もJava版にさっそく登場。棚は「額縁」のように、内部にアイテムを飾ることができるブロックで、最大3つのアイテムを並べて収納可能。ただ額縁とは違い、手にアイテムを持った状態で触ることにより、対象のアイテムと簡単に入れ替えることができる。また、レッドストーントーチなどを用いて棚にレッドストーンの動力を送ることにより、収めた3つのアイテムをまとめて交換できるようになる。これを活用することで、ホットバーのプリセットのような使い道もできる模様。

このほか「銅の馬鎧」や「銅塊」、「酸化した避雷針」などが新たに実装。銅関連のさまざまなアイテムに関する盛りだくさんのアップデートとなっている。スナップショット25w31aの詳細についてはパッチノート(英語)を確認されたい。スナップショットはMinecraft LauncherのJava版のタブにて、左下のバージョン切り替えから「最新のスナップショット」を選択することで遊ぶことができる。

Bedrock版・Java版ともに、2025年の第3弾ゲームドロップの要素が次々と試験実装されている状況。今年の『マインクラフト』も大きな進化を続けており、目が離せない。


マインクラフト』Java版はPC向けに配信中。Bedrock版(統合版)はPC/iOS/Android/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switchなどに向けて配信中だ。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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