『マインクラフト』最新スナップショットにて“トロッコ爆速射出遊び”大流行。最高速度100倍以上にできる超高速トロッコを、空高く打ち上げる


Mojang Studiosは8月16日、Java版『マインクラフト』に向けてスナップショット24w33aを配信開始した。同スナップショットでは、アイテム「バンドル」の復活やレッドストーンに関する変更がおこなわれている。またトロッコについてもさまざまな変更が実施され、“射出”させることもできるようになった。

『マインクラフト』は、Mojang Studiosが手がけるサンドボックスゲームだ。本作の世界はさまざまな種類の3Dブロックで構築されており、破壊と創造を繰り返してプレイヤーが思い通りに冒険や建築を繰り広げていく。

またスナップショットとは、Mojang StudiosがJava版『マインクラフト』に対して今後実装予定のアップデートを先んじてプレイできるバージョンだ。24w33aでは数々の変更が加えられた。そのなかでも特に、トロッコに関する変更がユーザーの興味を惹いているようだ。


24w33aにおいては、新たなゲームルールとして「minecartMaxSpeed」が追加。これはゲーム内におけるトロッコの最大速度を変更できるものだ。デフォルトでの最高速度は8となっており、最大で1000まで変更可能。このことにより、速度を大幅に高めたトロッコの“射出”が可能となった。X(旧Twitter)でも、この最大速度を堪能すべく、各自トロッコに思い思いの乗客を乗せ、射出している様子がうかがえる。


これらの変更は、24w33aにてワールドを新規作成する際に「実験的機能」からそれぞれの項目をオンにすることで利用可能。トロッコを“射出”したい場合は「Minecart Improvements」をオンにすると、「その他の設定」の項目から、直接最高速度の上限を設定することができる。


とはいえ、トロッコに向けた変更は最高速度だけではない。線路に沿ってよりスムーズに動くにようになり、脱線や意図せぬ停止が起こりにくくなった。また“ジャンプ力”も向上したようで、レールが斜面で途切れていても、垂直方向の速さは維持されるようになったとのこと。このことも、“トロッコ射出”現象に寄与していそうだ。

なお24w33aでは先述の通り、ほかにも変更が加えられている。たとえば20w45aにてかつて追加されていた「バンドル」が復活。さまざまな種類のアイテムをまとめて所持/保存することができ、インベントリの場所が節約できるアイテムだ。またレッドストーン回路についても、ブロックの状態更新の順序が変更されるなど、調整が加えられている。詳細については公式ページ(英語)を確認されたい。

マインクラフト』スナップショット24w33aは、Java版向けに現在配信中だ。