ローグライク装備合成オートバトル『Mimix』Steamにてお披露目。取捨選択と入念な準備で、“勇者を迎え撃つ”モンスター&装備制作バトル
ポンゴ氏は9月21日、『Mimix』のSteamストアページを公開。本作はさまざまなものを合成・分解して装備を作成し勇者を迎え撃つオートバトラーだ。

開発者のポンゴ氏は9月21日、『Mimix』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに、2026年第1四半期リリース予定。ストアページ上では、概要やスクリーンショットなどが公開されている。
『Mimix』は、合成・分解で装備を作って勇者を迎え撃つ、ローグライク・オートバトラー作品である。本作の舞台は、勇者や魔王などが存在する世界だ。本作では勇者に敗れた魔王が、追っ手から逃れてあるダンジョンにたどり着く。ダンジョンの最奥部には、装備を作り出せる不思議なミミックが存在。魔王はミミックの力を借りて、次々にやってくる勇者たちを打ち倒そうとする。ミミックによる装備生成で敵と戦う、判断次第の戦いが繰り広げられる。


本作でプレイヤーは、魔王の視点から迫りくる勇者を撃退していく。ダンジョンに存在する不思議なミミックは、いくつかの能力をもっているようだ。具体的には、分解ではアイテムを複数の素材に分けられる。合成では、素材を組み合わせて新たなアイテムを作り出せる。さらにモンスター生成では、素材を組み合わせてモンスターを召喚。モンスターを倒すと、新しいアイテムが獲得できるという。本作ではアイテムの分解と合成、新しいアイテムが獲得できるモンスター合成によって装備を作成。最適な装備構成を整えて、勇者を迎え撃つわけだ。
ストアページによると、行動回数が限られており、プレイヤーは素材の取捨選択で最適な装備を整えることになるという。また本作では、戦闘は完全自動とされている。勇者との一騎打ちにプレイヤーの介入要素などはなく、完全なオートバトルが進行。勇者との一騎打ちに勝利すると、報酬も獲得できる。オートバトルと戦いに向けた準備を繰り返して、生き延びていくのだろう。

本作は、ポンゴ氏によるPongorianGamesが手がけている。同氏の過去作としては、『借金返済サバイバー 』や『MushroomGathering』など、ゲームジャムの参加作品を中心に公開してきたようだ。本作『Mimix』は、2025年7月にitch.ioで開催された3日間で作るゲームジャム「Mini Jam 188: Mystery」の参加作品『All in a Mimic』をベースに開発。「東京ゲームダンジョン9」への出展や、X(旧Twitter)上での動画公開などがおこなわれてきた。今回はSteamのストアページと共に、スクリーンショットなどが公開。制作陣としては、Em-mezzo氏がミミックのデザインやイラスト、ドットなどを担当しているそうだ。
『Mimix』は、PC(Steam)向けに2026年第1四半期リリース予定。11月に開催される「東京ゲームダンジョン10」にも出展予定であるそうだ。