武装クラフト・地下世界アクションストラテジー『Million Depth』11月12日発売へ。カスタム武装と時間制御で、少女は地下100万階層を目指す

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは8月23日、『Million Depth』を11月12日に発売すると告知した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは8月23日、『Million Depth』を11月12日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、PVも公開されている。

『Million Depth』は、武装を組み立てて100万階層の地底世界を落ちていく、深層墜下アクションストラテジーゲームである。本作の舞台は、100万階層続く地底世界「ミリオンデプス」。主人公の少女モマは、希望と信じる「キミ」なる存在を追い求めて、地下世界を進んでいく。しかしキミの正体は世界線ごとに異なっており、待ち受ける運命も姿を変えるのだという。過去の決断は未来に思わぬ影響を及ぼし、別の世界線の出来事とも絡み合う。地下世界で希望を追い求める少女の物語が繰り広げられるようだ。

少女モマは、クラフト可能なふたつの武装を使って、ミリオンデプスを徘徊する危険な生物たちと戦っていく。本作ではモマの武装をパーツを自由に組み合わせてカスタマイズできる。要素としては、同じ性質をもつパーツを重ねると、特殊な能力を備えたアップグレードパーツとなるとのこと。カスタマイズ次第で、遠距離攻撃できる銃火器や、防御用のシールドなども作り出せるという。またモマは、時間を制御する技術「ビオトープジャマー」を所持しているため、自分が動きを止めると敵の動きも止まる。本作では、時間制御能力によって状況をじっくり見極めながら、カスタマイズした武装によって敵を殲滅していくのだろう。

武装には耐久度が設けられており、戦いの中で破損すると修復中無防備になってしまうという。地下世界のショップでは、パーツや特殊能力つきのレリックなどが入手可能。地下世界では物々交換が基本となっており、交渉次第ではいい条件でアイテムを手に入れられるそうだ。本作はマルチエンディングに対応しており、選択によって展開が分岐。3ルートによって、地下世界の物語が展開されるそうだ。

本作は、Pop氏が代表を務めるゲーム開発サークル「Cyber Space Biotope(仮想空間的生物生息領域)」が手がけている。Pop氏の過去作としては、『聖剣サバイバル』『魔王のダンジョン』などがスマートフォン向けにリリース。『弓矢バトルオンライン』では、Google主催のコンテスト「Indie Games Festival 2021」にてTOP10に入賞していたそうだ。

2024年のポストなどによると、『Million Depth』ではPop氏がディレクション/プログラム/ストーリー、つれづれみぞれ(金子めぐり)氏がアート/世界観監修/ストーリー、Katto氏が音楽を担当。2023年の発表から開発が続けられてきたが、今回11月のリリースが決まったようだ。

Pop氏のポストによると、現在開発はラストスパート。シナリオ/ゲームシステムともに力を入れているものの、片方だけに集中したいプレイヤーでも快適に遊べる仕組みを組み込んでいるそうだ。

また本作では、2025年9月に体験版が公開予定。本編3ルートから1ルートが最後まで遊べる内容となっており、基本的なシステムに加えて選択による分岐なども確認できるようだ。体験版のセーブデータは、製品版へ引き継ぎ可能とされている。そのほか、本作ではテーマソング「Re,Future」の歌唱を、シンガーソングライターVTuberの凛々咲さんが担当。8月23日21時より実施される凛々咲さんの活動5周年記念ライブ配信で、「Re,Future」の生歌唱なども披露されるそうだ。

『Million Depth』は、PC(Steam)向けに11月12日リリース予定。体験版は9月に公開予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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