田舎神隠しホラー『ミガカミカガミ -reviver-』8月1日リリースへ。高評価フリーゲームが、ストーリー・キャラなど大幅追加リメイクで再び登場

Rim氏は7月1日、『ミガカミカガミ -reviver-』を8月1日にSteamおよびBOOTHに向けてリリースすると告知。本作は2015年に公開されたフリーゲームのリメイクだ。

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ゲーム開発者のRim氏は7月1日、『ミガカミカガミ -reviver-』を8月1日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam/BOOTHなど)で、フリーゲームとして公開予定。BOOTHでは「設定死霊集」の販売も予定されているそうだ。

『ミガカミカガミ -reviver-』は、少女たちが田舎の病院で奇妙な空間へ迷い込む、2Dドット絵謎解きホラーADVだ。オリジナルの『ミガカミカガミ』は、フリーゲームとして2015年に公開された。同作の舞台となる田舎では、ミガカミ様という神様が神隠しをすると言い伝えられていた。何年かに一度、人の消えてしまう事件が発生。同地方にある病院でも神隠し事件が多発したため、院内にミガカミ様を祀った祠が作られたのだという。

メインキャラクターのみかは、小学生の女の子だ。彼女は中学生の奈恵を姉のように慕い、いつも一緒に過ごしていた。ある日、2人の乗ったバスが事故にあってしまう。同作では、みかが奈恵の入院している病院へお見舞いに訪れる。しかし2人は、気がつくと奇妙な空間へと迷い込んでいた。プレイヤーは、化け物の徘徊する不気味な病院内を探索。神隠しに巻き込まれた少女たちの物語が、ホラー表現をまじえて描かれる。

オリジナルの『ミガカミカガミ』は、ゲーム開発者のRim氏が制作した。2015年の公開後、『ミガカミカガミ』は、2016年に実施された「第11回 ふりーむ!ゲームコンテスト」にて脱出アドベンチャー部門で金賞を獲得。同作ではプレイヤーから、マップを活かした演出やプレイヤーを驚かせるホラー表現、ストーリーなどが評価されてきた。

本作『ミガカミカガミ -reviver-』は、そんなフリーゲーム『ミガカミカガミ』のリメイク版となっている。公式サイトによると、リメイクにあたって本編ステージのストーリーおよびキャラクターが大幅に追加。グラフィックや音楽などはほぼすべて一新されており、画面解像度も大きくなっているという。さらにコンテンツとしては、EXTRAストーリーが追加。オートセーブや難易度変更など、UIの改善もおこなわれている。遊びやすさとグラフィックと強化しつつ、ストーリーも追加したリメイク版となるようだ。

プレイ時間は本編が4時間から6時間、EXTRAが2時間から3時間程度。ギミックは一新しつつも、リメイク前の雰囲気が残されているという。パワーアップした『ミガカミカガミ』が、待ち受けているのだろう。

ミガカミカガミ -reviver-』は、8月1日にPC(Steam/BOOTHなど)向けに配信予定。公式サイトによると、フリーゲームとして公開されるそうだ。またBOOTHでは、「設定死霊集」の有料販売も予定されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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