マルチ対応かくれんぼデスマッチFPS『Midnight Murder Club』発表。まっくらな洋館で懐中電灯と音を頼りに居場所をさぐりあう、最大6人対応のドタバタシューター


デベロッパーのVelan Studiosは6月25日、『Midnight Murder Club』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年秋に配信予定。

『Midnight Murder Club』はかくれんぼをテーマとした対戦型FPSだ。最大6人のオンラインプレイに対応予定。プレイヤーたちは真っ暗な洋館に集められたデスゲームの参加者となり、リボルバーと懐中電灯を用いて敵を探し戦う。

舞台となる洋館はほとんど明かりがなく、暗闇に潜みながら戦いをおこなうことになるようだ。探索の際には懐中電灯が有効だが、当然相手からも光は視認できるため使用にはリスクがあるという。また索敵の際は視覚に頼りすぎてはいけないとのことで、物音の聞きとりも重要になってくる様子。また銃弾の軌跡は赤い光線となり、しばらく全員が視認できるものとして残るようだ。明かりをつけて積極的に戦うか、あるいはこっそり隠れ続けるか、プレイヤーの判断が問われることになりそうだ。

また洋館には装備品が隠されており、暗視ゴーグルや防弾ベスト、火炎放射器といった有用なアイテムが用意されているという。またトレイラー映像では、リボルバーのほかにサブマシンガンが登場。銃器も複数種類が存在しているようだ。そのほか館にはトラップも存在し、トラバサミにかかる敵を待ち伏せるといった戦術も有効とのこと。罠に気をつけながらアイテムや敵を探して館をさまようことになるのだろう。

ゲームモードは複数が存在。個人戦のフリーフォーオールやチーム戦のチームデスマッチのほか、オブジェクト系のルールも複数用意されるという。公開された映像を見る限りでは、館のどこかにある金庫をめぐって戦うモードなどが存在するようだ。シンプルな銃撃戦とはまた違った駆け引きが楽しめそうである。


本作を手がけるVelan Studiosはアメリカ・ニューヨーク州に拠点を置くゲームスタジオだ。過去には『マリオカート ライブ ホームサーキット』や『Knockout City』などを制作。『マリオカート ライブ ホームサーキット』は現実のラジコンとAR技術が融合したゲームデザインが評価され、「日本ゲーム大賞 2021」にてゲームデザイナーズ大賞を受賞した作品だ。ユニークなコンセプトの高評価作品を手がけた同スタジオの新作として、本作が打ち出されるかたちとなる。

『Midnight Murder Club』はPC(Steam)向けに、2024年秋に配信予定だ。