人気放置系RPGの続編『Melvor Idle 2』発表。ボリュームも快適性もアップした成長&効率化体験
Games by Malcsは4月23日、放置系RPG『Melvor Idle 2』を発表した。近日中に早期アクセス配信にて公開予定とのことだ。

Games by Malcsは4月23日、『Melvor Idle 2』を発表した。現時点で公開されているのはSteamのストアページのみだが、クロスプラットフォーム対応もあるとのことなので、前作『Melvor Idle』と同様にAndroid/iOS版もリリースされるものと思われる。近日中に公開予定の早期アクセス版は英語のみの対応となるが、多言語対応も予定されている。
『Melvor Idle 2』は多くのプレイヤーに支持された放置系RPG『Melvor Idle』の続編である。同作ではプレイヤーが素材の収集やクラフト、戦闘などを始めると、時間の経過に応じて成果が得られる。いったん始めた行動は停止するか別の行動を始めるまで自動で続けられ、オフライン状態で放置していても進行する。プレイヤーは行動に応じてさまざまなスキルを成長させることができ、さらに効率的に成果を獲得できるようになっていく。そうして成長と効率化の楽しみを味わえる作品だ。

本作において、基本的なゲームプレイは「行動を選ぶ」だけである。たとえば木の伐採を始めれば、数秒に1回のペースで木の伐採がおこなわれ、伐採を完了した回数に応じてどんどんと木材が得られる。採掘をすれば鉱石が、釣りをすれば食材が得られるといった具合だ。ただし、材料が必要なクラフト系の行動で材料が足りなくなるなど、行動によっては進行が止まってしまうこともある。しばらく放置する際の行動選択には注意が必要だ。
プレイヤーが成長するほどに各種行動の効率は上がっていき、1回の行動にかかる時間の短縮、素材が消費されない確率の上昇、完成するアイテム数の増加といった、さまざまなボーナスが得られる。放置している間に獲得した大量の資源を使って行動を効率化し、さらに効率よく「放置する」わけだ。もちろん戦闘や、ダンジョン攻略では一定の成長が求められる場面もある。ストーリーのあるクエストやボスも存在するため、そうしたものを目標に定めて成長していくのも良いだろう。

今回発表された『Melvor Idle 2』は前作を純粋に強化しつつ、より快適にプレイできるようになるとのこと。そして、5つの新スキルが追加されるほか、戦闘などの仕組みも刷新され、戦略性も上がっているようだ。グラフィックなどの演出面も強化され、伐採や鍛冶などの行動に応じて背景が変化している様子もうかがえる。さらに昼夜の時間変化や天候といった新しい要素も加わり、より臨場感ある体験ができそうだ。
ゲームはオフラインでも進行し、セーブデータはクラウドに保存されるため複数プラットフォームで常に最新の状態に同期可能。また、ゲーム内で情報を調べられる機能や、イベントログ確認機能、インベントリの改良といった利便性の向上もおこなわれる。公式にMODマネージャーがゲーム内に実装されるとのことで、ユーザー作成のMODを使うこともできそうだ。前作のプレイヤーはもちろん、放置系ゲームを初めて試す人にとっても、快適に少ないプレイ時間で成長と効率化の喜びを味わえる作品となるだろう。

『Melvor Idle 2』はPC(Steam)向けに開発中。時期は不明だが、近日中に早期アクセス版の公開が予定されている。早期アクセス期間は1年から1年半程度となる見込みだ。将来的にAndroid/iOSにも対応すると見られる。なお前作が日本語表示に対応しており、多言語対応も予告されているため、本作も日本語表示にも対応するものと思われる。