メカ軍団PvPオートバトラー『Mechabellum』Steamにて9月26日正式リリースへ。人型メカや空中戦艦など、いろんな未来兵器を率いて敵軍をせん滅


Paradox Interactive内のレーベルParadox Arcは8月29日、Game Riverが手がける『Mechabellum』を9月26日に正式リリースすると発表した。日本向けには時差の関係で9月27日のリリースとなる。本作は現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Mechabellum』はオンライン対戦対応のオートバトル・ストラテジーゲームだ。舞台となるのは、植民地化されたばかりの惑星ファー・アウェイ。プレイヤーはメカ軍団の司令官として、戦車や戦闘機、人型メカや空中戦艦などさまざまな機械ユニットを率いて、敵軍と戦いを繰り広げることになる。


本作の戦いはラウンド形式となっており、それぞれのラウンドが始まる前にユニットを配置することができる。配置フェーズが終わると、バトルはオートで進行。戦闘開始前のユニットの編成と配置により、自動的に結果が決まる。敵のユニットをすべて破壊した方がラウンドの勝者となり、自軍の残存ユニット数に応じて相手の司令官HPにダメージを与えられる。ラウンド中に破壊されたユニットはすべて復活し、追加でユニットを配置してふたたびバトルをおこなう。そうしてラウンドを繰り返し、対戦相手の司令官HPをゼロにすることを目指す。

ゲームモードはシングルプレイ用としては、AIと戦うサバイバルモードが用意。徐々に強くなる敵軍を相手に、規定回数のラウンドを勝ち抜くことを目指す。マルチプレイ向けとしては1対1の対戦モードのほか、2対2のチーム戦や、4人のプレイヤーが入り乱れ戦う乱闘モードが存在している。

本作は2023年5月にSteamにて早期アクセス配信が開始された。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約7750件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。ユニット同士の相性が重要なバトルの戦略性や、戦場を飛び交うミサイルやレーザーの派手なエフェクトなどが好評を得ている。バトルが自動で進むため、好きな角度から自由に戦いを眺められるのが楽しいといった声も存在。また試合が一方的な展開になりづらく、終盤に逆転を決めることもできるとして評価するレビューも複数見られる。


そんな本作が9月26日に正式リリースされることが今回発表された。また発表に合わせてバージョン0.9.0のアップデートも配信。新ユニットの追加やUIの改善、バランス調整などがおこなわれている。正式リリース時にはバージョン1.0へのアップデートがおこなわれ、新たなアップグレードやスペシャリストなど新要素が追加されるほか、シーズン制が開始される予定とのこと。

なお本作は当初、正式リリース後には基本プレイ無料へ移行する予定とされていたが、その後有料タイトルとして販売が継続されることが発表されていた。価格は現在のものから据え置かれ、早期アクセス中からプレイしているユーザーにはゲーム内特典が用意されるとのこと。具体的な特典内容や正式リリース後の本作の将来については、後日改めて発表される予定という。続報が注目されるところだ。

『Mechabellum』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。日本向けには9月27日に正式リリース予定だ。価格は税込1700円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。

【UPDATE 2024/8/30 13:02】
日本向けの正式リリース日について追記