Amazing Seasun Gamesは10月16日、『Mecha BREAK』に実装予定の機能を紹介する新たなトレイラーを公開した。CEOをつとめるKris Kwok氏によって新たなメカカスタマイズ機能の紹介や、パイロット視点で歩き回れる機能など、さまざまな新情報がお披露目されている。
『Mecha BREAK』は、近未来SFメカアクションシューティングゲーム。対応予定プラットフォームはPC(Steam)/コンソール。本作でプレイヤーは格闘型/狙撃型/防御型など、さまざまな戦闘スタイルの機体「メカブレイク」を操縦。他プレイヤーとバトルを繰り広げる。8月10日には先行βテストも開催され、連日多くのプレイヤーを集めるなど盛り上がりを見せた作品だ(関連記事)。
そんな本作について新たなトレイラーが公開。Amazing Seasun Games のCEO、Kris Kwok氏によって本作に実装予定の機能や新情報が明かされたものとなっている。
動画内では同氏はまず、オープンベータテストで多くのプレイヤーから好評を貰った「メカブレイク」の外見カスタマイズ要素について言及。今後もテストを通してより幅広いカスタマイズができるようになると述べている。また次回のテストでは多くのデカールやカモフラージュパターンが追加され、機体に傷跡がついたような装飾も可能になるという。またゲームの進捗状況によって獲得できる記章やバッジなども機体に装飾することが可能。より個性的に、お気に入りの「メカブレイク」をカスタマイズすることができそうだ。
そして次のアップデートでは搭乗するパイロットのカスタマイズ機能もさらに拡張予定。新たなタトゥーパターンや傷のような顔の文様の追加にくわえ、髪の長さの変更やハイライトカラー設定の追加なども予定されている。またベータテストでお披露目された特別な固有のパイロットや専用の機体カラーも、今後多くの種類が追加されていくという。
そして将来的なアップデート予定として、パイロット視点でハンガー内を散策できる機能も追加される。今回発表された動画では実際のゲーム内でのお披露目が行われた。格納庫のメカをパイロット視点で眺めたり、作戦室や居住区画、カフェテリアやバー、射撃練習場などを散策可能であるという。
なお、今回お披露目された射撃練習場はいわゆる人間用のものとなっていた。これについてKwok氏は、パイロットの歩兵戦闘も「長期的な開発計画では」実装予定であることも明らかにしている。将来的にはその要素は拡張されるとしつつも、現在は射撃練習場でプレイヤーが実際に銃を手に取り、射撃の練習ができるよう実験を行っている段階であるという。
本作は9月26日から9月29日にかけて行われたTGS2024でもブースを出展。本作の試遊の他にも設定資料や機体の塗装も行えるコーナーなども展示されていた。一般開催日にはインフルエンサーも登場する豪華なイベントも開催され、ブースはかなりの盛り上がりを見せていた。弊誌ではTGS2024にて来日した『Mecha BREAK』開発チームへのインタビューも実施しており、日本からの反響やβテストの振り返りなど様々な話を伺っている。興味のある方はチェックしてみてほしい(弊誌インタビュー記事)。
また現地時間10月17日から10月20日までニューヨークで行われるポップカルチャーイベント、New York Comic Conにも本作は出展予定。今後のさらなるプレイテストの日程や新展開など引き続き期待しつつ、続報を待ちたいところだ。
『Mecha BREAK』はPC(Steam)/コンソール向けにリリース予定。