青春田舎オープンワールド『Mate』8月14日早期アクセス配信開始へ。“リアル時間経過システム”搭載、田舎で起こる事件やトラブルに高校生たちが挑む
EnziMurasaki氏は7月25日、『Mate』の早期アクセス配信をSteamにて8月14日に開始すると告知。本作は高校生たちが田舎町で事件などに挑むオープンワールドアドベンチャーゲームだ。

ソロ開発者のEnziMurasaki氏は7月25日、『Mate』の早期アクセス配信を8月14日に開始すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込2000円。発表にあわせて、新しいPVが公開されている。
『Mate』は、高校生たちが架空の田舎町で事件やトラブルと相対していく、アニメ調の青春オープンワールドADVである。本作では高校生たちが、広大な自然に囲まれた架空の田舎町「弘田市」で仲間と絆を深めながら、20代の青年へと成長していくという。メインキャラクターの1人である世田谷ヒカリは、田舎町の高校へ入学したばかりの高校生だ。隣町の高校へ進学した彼女は、入学して1週間が経過しても友達ができていないことを憂いていた。そんなある日、彼女は行方不明者がでたことを知る。被害者と真相を知るため、ヒカリはさまざまな人と協力していく。高校生たちの視点から、田舎で起こる事件やトラブルが描かれる。


本作では世田谷ヒカリも含めて、16人以上のキャラクターが登場する。プレイヤーは、彼らの中から最大4名のチームを編成。それぞれスキルをもったキャラクターを別々に操作し、町を探索して事件を解決する。謎解きでは、屈んで狭いところに入ったり、学校の机を運んで高いところへ登ったりなど、フィールド上にはアイテムを使った謎解きも登場。どのキャラクターがどのアイテムをどのように使用するか、謎の解き方はプレイヤー次第であるそうだ。複数のキャラクターの操作や謎解きなどによって、ストーリーを進めていくのだろう。
また本作では、自然豊かな田舎町・弘田市がオープンフィールドとして表現されている。プレイヤーは学校の屋上へ入ったり、駄菓子屋に寄ったりなど、自由に青春の風景が体験可能。広大な弘田市では、移動手段として電車も用意されているそうだ。現代日本の田舎町の風景が、時間経過によって移り変わっていく点も特徴だろう。なおプレスリリースによると、本作の時間の流れは地球の公転と自転から計算して、リアルに再現されているそうだ。


本作は、ソロ開発者のEnziMurasaki氏が手がけている。2025年4月にSteamのストアページが公開。今回Steamでの早期アクセス配信の開始日が決定したかたちとなる。早期アクセス開始時点のバージョンでは、1年生の4月ストーリー(空になる 心は春の 霞にて)がプレイ可能。アップデートによってストーリーやエリアを追加して、長編アニメや漫画のように長く遊べるゲームを目指していくそうだ。
Steamのストアページによると、早期アクセス期間は1年から2年程度。フルバージョンまでには、マルチプレイといったゲームプレイの拡充、3年の3月までの高校生編ストーリーの完結、サブイベントの追加などが予定されている。また早期アクセス開始後には、プレイヤーからのフィードバックを参考に、ゲーム開発が進められていくそうだ。
『Mate』はPC(Steam)向けに、通常価格税込2000円で8月14日早期アクセス配信開始予定だ。
【UPDATE 2025/7/26 0:21】
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