Steam235円「圧倒的に好評」無職少女ノベルゲーム『MAHOUTEQ!』ついに日本語対応。MSペイントで描かれる“労災多発”魔法労働

個人開発者のmotijan(いめ44)氏は1月12日、『MAHOUTEQ!(マホテク!)』へ日本語字幕を追加した。

個人開発者のmotijan(いめ44)氏は1月12日、『MAHOUTEQ!(マホテク!)』へ日本語字幕を追加した。同作はPC(Steam)向けに、通常価格税込235円で配信中。起動直後にJapaneseを選択すると、日本語でプレイ可能となっている。

『MAHOUTEQ!』は、無職のオタク少女が魔法少女の限定フィギュアのために働き始める、短編ノベルゲーム作品だ。本作の舞台は、現実とは異なる別世界の日本。主人公の星神ルナは、20歳の無職の少女である。彼女は魔法少女パピポ・プルミのオタクであった。彼女は、アニメを1話からリアルタイムで追いかけており、DVDやBlu-ray、公式フィギュアはすべて揃えているのだという。

本作では、そんな彼女に危機が迫っていた。同作ではまもなく始まるアニメ第5期にあわせて、メイド服パピポちゃんフィギュア付きの限定版が発売予定となっていたが、無職の彼女には購入するためのお金がなかったのである。親からの資金調達にも失敗した彼女は、ハローワークへ向かう道中で、魔法少女を募集する求人広告と遭遇。憧れの魔法少女になれると思い込んだ彼女は、早速面接へ向かう。しかし夢のようなお仕事の実体は、労災多発の肉体労働であった。目的のために働く少女たちと事件にまつわる物語が繰り広げられる。

星神ルナの日々は、ノベルゲームとして展開される。本作では、MSペイントで描かれたという味のあるグラフィックで、シーンごとの情景が表現。多数のCGとテキストによって、ストーリーが進行していく。また一部の場面では、ゴミや電柱などとのターン制バトルも登場。ちょっとしたアニメーション付きのオープニングも用意されている。プレイ時間は1時間程度で、分岐などはなし。さくっと遊べる少女たちのストーリーが、豊かな演出によって描かれている。

本作は、motijan(いめ44)氏が手がけている。過去作としては、2023年にノベルゲーム『q.u.q.』をリリース。記事執筆時点ではSteamのユーザーレビュー1604件中94%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。同作では不思議な終末世界を舞台に、大砲を引きずって砂漠をさまよう少女や、取り残された奇怪な住人たちが登場。退廃的な雰囲気やカオスな展開、キャラクターなどから評価されていた。

本作は、そんな同氏による新作として2025年9月にリリースされた。これまで日本語に対応していなかったが、今回翻訳者のnicolith氏による日本語訳により、公式に日本語対応を果たした。なお本作はSteamのユーザーレビューにて、記事執筆時点で567件中99%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」となっている。少女たちが働く日々が、おかしなキャラクターをまじえてコミカルに展開。MSペイントによるグラフィックも含めて、一昔前のノベルゲームを彷彿とさせるといった意見もあるようだ。なおmotijan氏はいめ44名義で楽曲の制作もおこなっており、本作では同氏がサウンドも含めて手がけている。

『MAHOUTEQ!』は、PC(Steam)向けに税込235円で配信中だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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