『魔法少女まどか☆マギカ マギアエクセドラ』、『軌跡』『スタレ』テイストのバトル画面に注目集まる。Steamでも遊べる国産大型運営型RPGとなるか

 

アニプレックスは7月3日、『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra(マギアエクセドラ)』をPC(Steam)/iOS/Android向けに、2024年に基本プレイ無料でリリースすることを発表した。あわせて開発中のゲームプレイ映像やスクリーンショットも公開。そうした情報から垣間見えるゲームシステムが注目されているようだ。

本作は、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズを題材とする新作ゲームだ。シリーズの歴代キャラクターが集結するRPGとして開発されている。舞台となるのは暗闇に浮かぶ、魔法少女たちの記憶の光を灯す場所「灯台劇場」。この劇場に迷い込んだすべてを失った“少女”が、無数の魔法少女の記憶を体験することになるという。


『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』にてプレイヤーは、キャラを操作して魔女結界を探索し、魔法少女たちの記憶の光やアイテムを収集していくことになる。また戦闘はシンプルなコマンド式バトルとして展開。プレイヤーは最大5人の魔法少女たちを編成可能で、それぞれタイプによる相性をもつという。有利属性によって敵のブレイクゲージを削り、付加効果を与えられるブレイクシステムにより、戦略性の高いバトルになっているとのこと。

本作は今年4月に新作アプリゲームとして発表。ポケラボが運営を担当し、同社と共に『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』を手がけたf4samuraiが開発に携わることが明かされた。そして今回PC(Steam)/iOS/Android向けに基本プレイ無料でリリースされることが発表され、開発中のゲーム内映像・スクリーンショットなども披露。ゲームシステムが垣間見えるUIなどが注目を集めている。

公開された戦闘シーンのスクリーンショットでは、たとえば画面左側にキャラの行動順が表示されていることが確認可能。味方側と敵側でターンが分かれていないシステムとなるのかもしれない。またキャラの後ろ姿を大きく映す構図や、その下に表示されたパーティー内のキャラアイコンなど、全体的に『軌跡』シリーズのATバトルなどを彷彿させる点が注目されているようだ。


また、あわせて画面右側の「単体攻撃」のUIなどからか、戦闘画面を『崩壊:スターレイル』になぞらえるユーザー反応もみられる。同作は、『軌跡』シリーズの影響を受けたことが公言されている基本プレイ無料のコマンド式RPG。同作においても、敵と味方が入り乱れる行動順システムが採用されている。運営形態やジャンルを同じくする『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』でも、『軌跡』シリーズを踏襲したような戦闘システムになるのかもしれない。

『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』のシステムに関してはまだ情報が少なく、ブレイクシステムの詳細なども含めて続報が気になるところ。いずれにせよ、その一端が垣間見えるスクリーンショットは話題になっているようだ。基本プレイ無料RPGかつPC向けにも展開される点を含めて『崩壊:スターレイル』との共通点もみられ、注目作品といえるだろう。

魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra(マギアエクセドラ)』はPC(Steam)/iOS/Android向けに基本プレイ無料でリリース予定だ。