娘育成シム『マシンチャイルド』Steam版4月8日発売へ。イラストレーター大槍葦人氏が9年以上開発してきた“全年齢向け”ゲーム、規制を乗り越えてSteamに

JASTは3月21日、『Machine Child(マシンチャイルド)』Steam版を4月7日にリリースすると告知した。

パブリッシャーのJASTは3月21日、『Machine Child(マシンチャイルド)』Steam版を4月7日にリリースすると告知した。Steam版では日本語に加えて英語や中国語(簡体字)にも対応。なおストアページ上では4月8日発売予定となっており、日本時間では8日のリリースになるのかもしれない。

『Machine Child』は、不思議な機械から生まれた女の子たちを育てていく、全年齢向けの少女育成シミュレーションゲームである。本作で主人公は、嵐に巻き込まれたことをきっかけに、壊れかけた不思議な機械のある小さな島を発見。機械を見守る幻像に一人の赤子を託され、少女を育てることとなる。プレイヤーが育てる娘としては、優しくて素直なフロリナ、ちょっと生意気で自信過剰だけど優しいコーデリア、母性にあふれた大人しい性格のクロエなどが登場。娘ごとに異なる複数のエンディングや多数のイベントによって、少女たちが成長していく日々が描かれる。

本作でプレイヤーは、週ごとの行動を選ぶ形式で娘を育てていく。メインキャラクターである娘は、さまざまなイベントによって魅力や体力、感性、モラルといったパラメータが成長する。イベントとしては、街での交流やちょっとした冒険、バカンスなどが登場。貴族たちのパーティーや人ならざる者との出会いも含めて、700以上のイベントを通して娘やキャラクターたちの物語も展開される。本作ではイベントを選んでステータスを伸ばすことで、娘を立派に育ててエンディングを目指すのだ。

システム面では、本作ではターン経過によってスキルが習得可能。新しいスキルを習得すると、より多くの交流イベントが発生するようになり、さらに娘が成長できるようになる。スキルの習得時間は、対応するパラメータやアイテムによって変化。特定のエンディングを目指す過程では、決まったスキルが必要になる場合もあるため、攻略上は状況にあわせたスキル習得も重要になる。

本作では、ショップやイベントを通して、娘の衣装が獲得できる。ドレスやメイド服、水着などを含めて、娘ごとに50前後の衣装が存在している。またホーム画面で娘を触ると、好感度に応じた反応ボイスも搭載。バカンスの際には、春夏秋冬などのイベントがスチルと共に展開される。本作では多数のイベントや衣装、イラストなどによって、可愛らしい娘たちの姿が描かれているわけだ。

本作は、大槍葦人氏が手がけている。同氏は『北へ。』のキャラクターデザインや、美少女ゲームブランド「Littlewitch」「天狐」の代表を務めてきたイラストレーター兼ゲーム制作者。両ブランドの作品を含めて、多数の作品に携わってきた。

本作『Machine Child』では大槍葦人氏が監督/イラストを務め、9年以上をかけて同人ゲームとして制作が進められてきた。Ci-en内の記事によると、同氏は『プリンセスメーカー』シリーズが大好きであり、いつかそういうゲームを作りたいと思っていたという。いわゆるエロゲではなく、ちょっとえっちな健全育成ゲームであるため、会社で作っても採算が採れないだろうと判断から、趣味での開発がスタート。クリエイター支援サイトEntyでのトラブルもあり、一時はリリースが危惧されていたものの、昨年2025年9月にDLsiteにて無事発売となっていた。また発売後は、少なくとも2026年2月には売上1万本を突破。プレイヤーからは、遊びやすい内容や可愛らしいイラストなどが評価されてきた。

今回はそんな『Machine Child』Steam版の発売日が決定となった。Steam版では、Steamの実績や日本語に加えて英語と中国語(簡体字)に対応。Steam限定の衣装として着ぐるみ服が用意されているそうだ。また本作でプログラムなどを担当している矢口マサムネ氏のポストによれば、Steam版では主にグラフィックなどの規制が強くなっているとのこと。元のバージョンでは、一部に肌色多めのイベントスチルや水着衣装なども用意されていたが、規制によって変更が加えられているのかもしれない。こだわりがある場合には、好みや遊びやすさに応じて購入するサイトを検討したほうがいいだろう。

『Machine Child』Steam版は、4月7日にリリース予定だ。また『Machine Child』は、PC(DLsite/FANZA)にて通常価格税込3300円で配信中となっている。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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