オープンワールド農場経営クラフトRPG『ルマ島』、 “辞め時を失う”ほど熱中するプレイヤー続出。スタミナにもインベントリにも縛られず、思う存分開拓を楽しめる

『ルマ島』は楽園の島、ルマ島(Luma Island)を舞台とした農場経営クラフトRPG。プレイヤーは自分だけの農地を与えられ、素材や資源を収集しながら設備や道具をクラフト。自分の思うままに農場をつくりあげていく。

Feel Free Gamesは11月20日、農場経営クラフトRPG『ルマ島(Luma Island)』をPC(Steam)向けに発売した。リリースされてさっそく、ぶっ続けでプレイできるゲームシステムと膨大なボリュームで、中毒者が続出するほどの人気を見せているようだ。なおゲーム内は日本語表示に対応している。

『ルマ島』は楽園の島、ルマ島(Luma Island)を舞台とした農場経営クラフトRPG。プレイヤーは自分だけの農地を与えられ、素材や資源を収集しながら設備や道具をクラフト。自分の思うままに農場をつくりあげていく。また島にはLumaと呼ばれる不思議な生物が存在。集めることで、クラフトや探索の助けになってくれる。

広大なルマ島は秘密に満ちており、探検をすることもできる。地元の住民の悩みを聞き、クエストを解決することで報酬を獲得したり、新たなエリアへ足を運ぶことも可能だ。島には危険なクモの生息する洞窟や、古代の寺院などさまざまなロケーションが存在。道具をアップグレードしながらレアな素材を集め、より多くの道具をクラフトし、島にあるさまざまな秘密を解き明かしていくことになる。

また本作にはプレイヤーが選ぶことができる7つの職業が存在。自身の農場で栽培した食材を使っておいしい料理を作る料理家になったり、漁師や鍛冶屋、トレジャーハンターなど、自分のプレイスタイルに合わせて好きな職業を選ぶことができる。各職業にはそれぞれ独自の成長要素やクエストラインが存在しており、その職業ならではの体験が楽しめる。また本作はオンラインマルチプレイにも対応。フレンドと協力しながら、農場経営や探検が楽しめるのも特徴となっている。

本作は11月20日にリリース。配信後からさっそく好評を博しており、ユーザーレビューも本稿執筆時点で約700件中81%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。またSteamDBによると、同時接続プレイヤー数はピーク時で2万1000人を記録。現在も1万人近くが本作を遊んでいる格好だ。

Steamユーザーレビューに寄せられた意見では、農場経営・クラフト・探索要素といった点から『牧場物語』シリーズや『Stardew Valley』を彷彿とさせるといった声も多く上がっている。各種農場経営系のゲームと比較した際の本作の特徴としては、スタミナや疲労度といったシステムが存在しないところが挙げられる。またインベントリも無限となっており、睡眠や休息、荷物整理の必要がない。そのため思う存分プレイに熱中でき、辞め時を失うほど遊んでしまうプレイヤーが続出しているようだ。実装されているコンテンツ量も多く、農場経営ゲームを多く遊ぶユーザーにとっても満足のいく、遊びごたえのあるボリュームが用意されていることが、高い評価につながっているようだ。

開発を手がけるFeel Free Gamesは、オランダに拠点を置くインディースタジオ。3D業界のベテランなどで構成されており、世界各国にいるメンバーによって開発が進められているという。Feel Free Gamesにとっては『ルマ島』が最初のタイトルとなる。本作は10月のSteam Nextフェスでデモ版が公開され、その完成度の高さから注目を集めていた。そうしたユーザーからの期待があらわれた、好調な滑り出しを見せていると言えそうだ。

『ルマ島』はPC(Steam)向けに発売中。通常価格税込2200円のところ、リリース記念セールとして12月5日まで20%オフの税込1760円で購入可能だ。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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