手抜き悪徳リノベ業者シム『Low-Budget Repairs』誰でも参加可プレイテストさっそく盛況。ペンキは薄めて傷は隠す、いい加減工事で金稼ぎ

Gray2RGBは『Low-Budget Repairs』について7月30日、Steamにてプレイテストを開始した。本作は悪徳リノベ業者として客の目をごまかしつつリノベーションをおこなうゲームだ。本作はまだプレイテストにも関わらず、多くのプレイヤーが集まっている。

デベロッパーのGray2RGBは『Low-Budget Repairs』について7月30日、プレイテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。なおプレイテストは日本語表示に対応していないが、ストアページの表記によれば、ゲーム本編は日本語表示に対応するようだ。本作はまだプレイテストの段階でありながらも4000人ほどを集める盛況を博している。

『Low-Budget Repairs』は家屋のリノベーションをおこなうシミュレーションゲームだ。プレイヤーはポーランドの便利屋として、1990年代風のアパートのリノベーションを手がけることになる。リフォームや修理をおこなって改装を施し、新たな住人を迎え入れるため、生まれ変わらせるのだ。

しかし利益を獲得するにはさまざまな費用を抑えなければならない。アパートの全面を改装するには各種材料費や時間の問題もあるだろう。部屋に傷などが残っていれば、それも修繕しなくてはならない。

[AD]

そうした問題を解決するため、知恵と工夫を凝らしてごまかし、コストを削減していくのだ。たとえばペンキの量が足りないと思われるときには、水を足して薄める。床に傷がついていれば、カーペットを敷いて見えなくする。そのほかタイルを張り付けるときに少し斜めになったり、ゴミを植木鉢の裏に隠したりしてもいい。一見手抜きのようにも見えるが、客に気づかれなければ問題ないだろう。しかし手を抜きすぎてしまうと新たな問題も起こりうる。問題が出ないギリギリを攻めて、利益をあげていくのだ。

そんな本作について、開発元のGray2RGB は7月30日にプレイテストを開始。期間は具体的に示されていないものの、数週間は継続するとのこと。参加にあたってはストアページより「Playtestに参加」をクリックすると、本作のプレイテスト用ビルドがインストールできる。

本作はプレイテスト開始以後さっそく盛況となり、ピーク時には4000人を超すプレイヤーが集っている(SteamDB)。SNS上でも話題となっているほか、配信者によるプレイ配信などもおこなわれているようで、注目度の高さがうかがえる。本作は2024年8月に『Majster Symulator』として発表されたが、すぐさま『Low-Budget Repairs』に改題。2025年2月には2週間限定のクローズドベータテストが実施されていた。今回は初めてとなるオープンベータテストということもあり、プレイヤーが集ったという可能性もありそうだ。

なおプレイテストで遊べるバージョンは開発中の初期ビルドであるため、バグが発生する可能性があるという。とはいえ、製品版で実装される機能を体験できる機会になっている。プレイテストでは日本語表示非対応なものの、興味のある人は試しに遊んでみるのもいいだろう。

『Low-Budget Repairs』はPC(Steam)向けにリリース予定。現在プレイテストが開催中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 1390