ゲーマー向けマルチサーバーサービス「ロリポップ! for Gamers」、新たに工場自動化シム『Factorio』などに対応。注目のゲームにどんどん対応
GMOペパボ株式会社は10月30日、「ロリポップ! for Gamers」の対応ゲームに『Enshrouded~霧の王国~』『Factorio』を追加したことを発表した。
「ロリポップ! for Gamers」は、GMOペパボ株式会社が提供する、マルチプレイ対応ゲームの専用サーバーを立てられるサービスだ。本サービスはサーバーの専門知識がなくても簡単にマルチプレイ専用のサーバーが建てられる点を大きな特徴としている。サービスの利用にあたっては、対応ゲームとプランを選ぶことで自動的にマルチプレイ専用サーバーがセットアップされるようになっている。
本サービスは2024年4月に開始。現在は『Minecraft(Java版、統合版)』『ARK:Survival Evolved』『Rust』『7 Days to Die』など人気タイトルのオンラインマルチプレイ専用サーバーのレンタル、そしてそのサーバー設定を変更することができる専用マネージャーに対応。作品ごとにマルチプレイの専用サーバーを、プランごとにレンタル可能だ。
そんな本サービスにむけて、今回新たに『Enshrouded~霧の王国~』『Factorio』が追加された。『Enshrouded~霧の王国~』はオープンワールド・サバイバルRPGだ。PC(Steam)向けに早期アクセス配信中しており、最大16人のマルチプレイに対応。舞台となるのは、謎の霧・シュラウドの発生によって崩壊してしまったファンタジー世界だ。プレイヤーは滅びゆく種族の最後の希望、フレイムボーンとして大陸を冒険する。本作は早期アクセス配信開始直後には約16万人の同時接続プレイヤー数を記録。直近でも連日ピーク時約4000人以上を維持している人気作だ(SteamDB)。
『Factorio』は、とある惑星を舞台にするシミュレーションゲームだ。オンラインマルチプレイにも対応。プレイヤーは入手した資源をもとに技術開発をおこない、資源の掘削から運搬、精製、製品生産などを自動化し、巨大な産業プラントを構築する。同作には10月26日、初の大型拡張DLCとなる「Space Age」がPC向けに登場し、プレイヤー数が増加(関連記事)。SteamDBによれば一時は10万人を超える同時接続プレイヤー数を記録するなど、本稿執筆時点でも大きな盛り上がりを見せている作品である。
これらのゲームについての専用マルチプレイサーバーについては、それぞれ複数のプランが存在。料金やスペックなどについては各タイトルで異なるため、公式サイトから確認するといいだろう。
なお「ロリポップ! for Gamers」は、今後も対応ゲームを追加していく予定としている。追加予定のタイトルは公式Xアカウント等で定期的に情報発信されるため、興味のある方は当該アカウントをフォローするなどして、情報をチェックすると良いだろう。