『League of Legends』北米ゲームサーバーの移設日が8月25日に決定、移設後の週末に獲得IP増加イベントの開催とストレステストを実施
ここ数週間にわたってお知らせしてきた、『League of Legends』北米ゲームサーバーの移転ニュース。ついに現地時間の8月25日、現行のポートランドサーバーから新しいシカゴサーバーへの切り替えが行われることが発表された。
1. Riot Gamesが『League of Legends』北米サーバーの移設を発表、日本地域でのレイテンシーは上昇する見込み
2. 『League of Legends』北米ゲームサーバーの切り替えテストが終了、サーバーの移設は数週間以内に
8月25日、北米ゲームサーバーへの接続は現行のポートランドサーバーから、新しいシカゴサーバーへと徐々に切り替えられてゆき、日付が変わる頃にはシカゴサーバーへの接続のみとなる。現行のポートランドサーバーは緊急時のバックアップサーバーとなる予定だ。サーバー切り替え中の現地時間8月25日午前5~12時(日本時間8月25日午後9時~26日午前4時)の7時間で切り替えはほとんど終わる見込みで、この間はRanked Gameがプレイできなくなるとのこと。
切り替えの最中にトラブルが起こることは既に想定されており、最悪の場合には一時的に現行のポートランドサーバーに接続が戻ることもあるとのこと。当日はサーバーをダウンさせることなく切り替えが行われる予定だが、サービスを一時的に利用できなくなる可能性は十分ある。
シカゴサーバー切り替え後の週末にあたる8月28~30日には、新サーバーの接続ストレステストとして、獲得IP増加イベント「Party IP」が開催される。2人以上でロビーに集まり、いっしょにキューを入れると、試合後の獲得IPが大きく増えるイベントだ。
サーバー切り替え後
シカゴサーバーへの切り替え後は、北米サーバーへの接続経路がポートランドサーバーとは完全に変わってしまうため、これまでRiot GamesがISP等と連携して調整してきた接続経路の再調整が行われる。また、公式掲示板にサポートスレッドを立ち上げるので、接続に問題があるユーザーは接続経路を追跡したログを寄せてほしいとのことだ。
このサーバー切り替えをもって、北米地域の接続状況改善計画「NA Server Roadmap」は完了となる。Riot Gamesは今後も北米のユーザーに向けてサーバーへの接続改善作業を続けていくとのことだ。日本地域は残念ながら北米サービスのサポート外であるため、移設によるPing増加が原因で、北米サーバーでのプレイ継続が困難になる可能性はある。日本のチームが国際大会への出場を果たした2015年、LoLの話題性は高まるばかりであり、日本サーバー稼働を望む声は今後ますます大きくなっていくだろう。