『League of Legends』全世界規模のオールスターイベントが告知、Wildcard地域もオールスター選抜を開催


Riot Gamesは9月3日、『League of Legends』公式e-Sportsサイト「LoL eSports」上にて、2015シーズン最後となる国際大会「2015 All-Star Event」(以下、All-Star)を12月に開催すると告知した。またそれに先がけ、先日開催された「International Wildcard Tournament」と同じ地域が参加する「International Wild Card All-Star」を11月末に開催することも、あわせて告知している。

こうしたオールスターイベントはこれまでにも行われており、昨年は北米・ヨーロッパ・韓国・中国・東南アジア(台湾等を含む)の春季チャンピオンとなったチームが招待され、通常ゲームモードや特殊ゲームモード、はたまた1対1などで華麗な戦いを繰り広げた。

2015年のAll-Starは昨年とちがい、各地域リーグのファン投票によって決まったオールスターチームで争われる(ファン投票サイトは11月にオープン予定)。また、世界大会「2015 World Championship」で集計された地域ごとの戦績にもとづき、全選手から選抜された2つのチームによる、真のオールスター戦も行われる。昨年同様の1対1や、ファン投票で決定されたチャンピオンを使用するモード、特殊ゲームモードでの戦いなども予定されているとのこと。会場はアメリカ・ロサンゼルスにあるNA LCSスタジオを拡充し、12月10~13日の日程で行われる。

International Wildcard Allstar

メルボルンのマーガレット・コート・アリーナで開催される大会まで、トップページでは刻々とカウントダウンが行われている。
メルボルンのマーガレット・コート・アリーナで開催される大会まで、トップページでは刻々とカウントダウンが行われている。

11月26~29日にオーストラリア・メルボルンで開催される「International Wildcard All-Star」には、Wildcard地域リーグのオールスターチームが参戦。All-StarへのWildcard出場枠をめぐって戦う。参加するWildcard地域はオセアニア・東南アジア・ブラジル・トルコ・日本・ラテンアメリカ・ロシアの7地域。各地域のリーグごとにファン投票の結果決定されたオールスターチームが参戦する。試合には1対1など特殊ゲームモードも含まれるため、勝利すると選手の所属地域にポイントが加算、最終的にポイントが最も多い地域のオールスターチームが、Wildcard枠としてロサンゼルスでのAll-Starへと参加することになる。

10月いっぱいをかけて行われる世界大会、その興奮冷めやらぬうちに開催されるAll-Star。日本のLJLからはこのオールスターイベントに関する告知はまだ出ていないが、日が近づくにつれ、何かしらの動きがあると思われる。このオールスターイベントが終われば、翌年の1月もしくは2月から、2016シーズンの競技シーンが再び始まることとなる。昨年は世界大会が10月下旬に終了した後、年明けまで長いオフシーズンが空いてしまい、プロ選手もファンも退屈な期間が長かったのだが、今年は最後まで大きなイベントが目白押しとなっている。2015シーズンの総決算に向けて盛り上がっていく競技シーンを、ぜひお見逃しなく。