魔書ピクロス×謎解きゲーム『ロジアート グリモワール』Steam版に新DLC配信スタート。総パズル数は500種類以上に

ジュピターは12月2日、PC(Steam)にて配信中の『ロジアート グリモワール』向けに、追加ダウンロードコンテンツ第2弾を配信開始した。2つのパズルパックとなっており、それぞれに21問ずつ収録されている。

株式会社ジュピターは12月2日、PC(Steam)にて配信中の『ロジアート グリモワール(Logiart Grimoire)』向けに、追加ダウンロードコンテンツ第2弾を配信開始した。2つのパズルパックとなっており、それぞれに21問ずつ収録。価格は各280円(税込)。

『ロジアート グリモワール』はパズルゲームだ。魔書の管理人であるエミールとともにピクチャーロジックパズルを解きながら、おかしくなってしまった魔書を復元していくストーリーとなっている(関連記事)。ピクチャーロジックパズルとは、いわゆる「ピクロス」のことで数字を元に塗り絵をしていく形式の論理パズルだ。本作においては、「ロジアート」と呼称される。出来上がったロジアートは、次の問題を解放していくための素材になる。2つの単語が表しているものを連想する言葉のパズル「フュージョン」により、ロジアートを組み合わせると次の問題が現れる仕組みだ。

*ロジアートとフュージョン


本作のデベロッパーであるジュピターは、任天堂とともに数多の「ピクロス」シリーズを手掛けてきたゲームスタジオだ。本作は2023年9月に早期アクセス配信開始されてからさまざまなアップデートを重ね、今年3月に正式リリースされた。「ピクロス」の持ち味もありつつ、独自の遊びも盛り込まれたシステムなどから、早期アクセス時点より高評価レビューを多数獲得し、「非常に好評」ステータスを維持している人気作だ。4月にはNintendo Switch版の『Picross -Logiart Grimoire-(ピクロス ロジアート グリモワール)』もリリースされた(関連記事)。

本作のSteam版に向けては、これまでに3つの追加コンテンツ「エミールの魔術訓練」その1~3が配信されている。そして、今回の第2弾DLCでは同シリーズその4と5が配信となった。ゲーム本編では魔書がおかしくなってしまうアクシデントに見舞われた管理人のエミールだったが、DLCのシリーズでは自分でロジアートパズルを生み出すべく魔術の訓練を行っているそうだ。今回のパズルパックは各21問収録で、それぞれ280円(税込)となっている。ちなみに本編と全DLC分の問題数をあわせると、合計500問以上を楽しめる大ボリュームだ。

なお、本DLCは本稿執筆時点でPC(Steam)向けにのみ配信されている。本作のNintendo Switch版である『Picross -LogiartGrimoire-』向けのDLCは、後日配信を予定しているとのこと。ジュピターの公式Xアカウントをフォローして続報を待とう。

『ロジアート グリモワール』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中。現在Steamストアでは、ゲーム本編を30%オフの1386円(税込)で購入できるセールも行っている。早期アクセス配信時に近い価格でお得に購入できるチャンスだ。DLCはその1が無料、2・3が各140円、4・5が各280円(いずれも税込)となっている。

Kei Aiuchi
Kei Aiuchi

RPG、パズル、謎解きアドベンチャー、放置系などを遊びます。比較的やりこみ型。特に好きなゲームは『ルーマニア#203』

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