のんびり動物車掌ライフシム『Locomoto』リリースからすぐさま好評。列車の運営から乗客のお世話まで、まったりワンオペ列車運行
Green Tile Digitalは4月9日、『Locomoto』をリリース。本作は動物の車掌となって列車を運行するライフシムであり、さっそく好評レビューが多々寄せられている。

ゲームデベロッパーのGreen Tile Digitalは4月9日、『Locomoto』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。なおNintendo Switchに向けては2025年中に発売予定だ。本作はリリースを迎えてから、すぐさま多くの好評が寄せられている。
『Locomoto』は列車を運行するライフシミュレーションゲームだ。プレイヤーは蒸気機関車の車掌として、動物がモチーフとなった住民たちのために日々列車を走らせることになる。車掌として乗客を目的地まで送る仕事のほかには、乗客に対して、荷物を運んであげたり飲み物を用意したりするといったサービスもワンオペでこなしていく。
行く先々では住民との交流も可能で、時に頼まれごとをされたり、お届け物を預かったりすることもある。依頼をこなしていくとお礼を貰える。
また乗客を乗せて各地を巡る中では、資源を集めることもできる。集めた資源やお礼で貰ったコインなどは、クラフトの材料や設計図と交換することが可能。そうして蒸気機関車の内装や外装を、好きなようにカスタマイズしていくのだ。


本作は2024年12月に正式発表され、今年4月9日にリリースを迎えた。リリース後はピーク時で同時接続プレイヤー数が395人を記録し、連日300人前後での推移を見せている(SteamDB)。またSteamユーザーレビューでは、本稿執筆時点ですでに102件のレビューが寄せられており、うち96%が好評とする「非常に好評」ステータスが寄せられている。
レビューでは、蒸気機関車の車掌としての業務をゆっくりとしたペースで進められるとして、落ち着いたゲームプレイが楽しめると好評。動物をモチーフとしたかわいらしいデザインということもあり、本作に癒しを感じるユーザーが多くみられる。本作オリジナルのLo-Fi楽曲も高い評価を集めており、落ち着いた雰囲気の演出に一役買っているようだ。
一方で釣りにおいて魚が正常にリスポーンしないバグやNPCが勝手に消滅してしまう不具合なども報告されているものの、アップデートによって修正されている。Green Tile Digitalはもし不具合に遭遇した場合、公式Discordに報告してほしいとしている。報告に基づいて優先順位を決定し、順次対応予定とのことだ。なおもしゲームプレイ中にキャラクターが動けなくなってしまった場合には、キーボードショートカット「Ctrl+Alt+U」を使うように案内されている。
『Locomoto』はPC(Steam)向けに配信中。Nintendo Switch版は2025年中に配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。