元カプコンの伊津野英昭氏、テンセント傘下ライトスピード・ジャパンの代表に就任。新作AAAアクションゲームの開発に取り組む


LIGHTSPEED STUDIOSは11月12日、日本拠点ライトスピード・ジャパンを設立したことを発表。その代表に、『デビルメイクライ』シリーズなどに携わったことで知られる伊津野英昭氏が就任したことが明かされた。

LIGHTSPEED STUDIOSはテンセントゲームズ傘下のスタジオ。過去にはゾンビオープンワールドサバイバル『Undawn(アンドーン)』などを手掛けたスタジオだ。ライトスピード・ジャパンはLIGHTSPEED STUDIOSの日本拠点となり、同スタジオは大阪と東京の2拠点で運営されるという。

その代表に、元カプコンのゲームクリエイターである伊津野英昭氏が就任したことが発表された。伊津野氏は1994年にカプコンに入社し、『ストリートファイターZERO』などを担当。その後は『ジャスティス学園』シリーズや『CAPCOM VS. SNK』シリーズなどのディレクターとして数々の作品に携わった。また『デビルメイクライ』シリーズに長く携わり、さらに『ドラゴンズドグマ』シリーズを手がけたことでも知られる。同氏は今年8月31日に株式会社カプコンを退社したことが報じられ、9月より新天地で新作ゲームの開発を始めることが報じられていた(関連記事)。

今回、そんな伊津野氏が活躍するという新たな環境が発表されたかたちとなる。就任に際して同氏は「ライトスピードの強力な開発力とグローバルネットワークを活用して、素晴らしいチームと共に新作AAAアクションゲームを開発し、世界中のプレイヤーに美しく革新的な体験を提供できると確信しています」とコメント。新天地にてさっそく新作ゲームの開発に取り組んでいるようだ。同氏がこれからどのような作品を手掛けていくのか、引き続き注目したい。なおライトスピード・ジャパンでは現在開発スタッフの採用募集も実施中。