未来都市づくり南国ライフシム『Ekoh Beach』Steamにて来年4月4日配信へ。滅びた街を未来技術で再建、“次元間パン屋”など賑わうハイテクSFトロピカル都市を目指す
デベロッパーのZenland Gamesは12月4日、『Ekoh Beach』を2025年4月4日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Ekoh Beach』はSFライフシムゲームだ。本作の舞台となるのは、銀河の外れにある惑星「Ekoh 99」。南国トロピカル風の環境をもつこの星はかつて賑わっていたものの、ロボットが反乱を起こしたことがきっかけで荒廃してしまう。プレイヤーは新任の都市計画家としてEkoh 99を訪れ、さびれた星を再開発していくことになる。
ロボットの反乱の影響で、星には廃墟が多数存在する。プレイヤーはTerra-Scanなる金属探知機など、さまざまなハイテク装備を駆使して資源を収集。廃墟を撤去しつつ、鉄骨などの建築資材をクラフトして家やお店を建てていく。家はゲーム当初はオーソドックスなデザインとなるが、アップグレードしていくとよりファンシーなデザインになっていくとのこと。お店も「次元間パン屋(inter-dimensional bakery)」など、SFらしいひねりが利いたものが用意されているという。再建を進めることで離れていた住民が星に戻ってきて、徐々に賑わいを取り戻していくそうだ。
また本作では、プレイヤーは町長として立候補することができるという。住民を説得して投票を呼び掛け、当選を目指すといった要素が用意されるそうだ。町長となって政治資金を活用することで、より大きな建設プロジェクトに取り組めるようになるとのこと。そんなEkoh 99には住民が最大35人以上存在し、それぞれと親交を深めることができるという。
そのほか本作には探索・戦闘要素も用意。ロボットの反乱が起きたのはずいぶん昔のことではあるが、星の地下にはまだ敵対的なロボットらが潜んでいるという。ダンジョンを探索し、銃などを用いてロボットと戦っていくといった要素が存在するようだ。また森には天才量子物理学者Dr. Terraのかつての研究所が残されており、探索を進めることでEkoh 99の秘密が明らかになっていくという。そもそもなぜロボットが反乱したのかなど、事件の謎をめぐる話が展開されていくのだろう。
本作を手がけるZenlandはアイルランドとスウェーデンに拠点を置くゲームスタジオだ。2020年に設立され、少人数でゲーム開発をおこなっているという。スタッフらはそれぞれゲーム開発経験をもっているものの、スタジオとしては本作が初めての作品となるとのことだ。
『Ekoh Beach』はPC(Steam)向けに、2025年4月4日に配信予定だ。