
『ライフ イズ ストレンジ』なんと実写ドラマ化へ。第1作にもとづく、マックスとクロエの物語か
Amazon MGM Studiosは9月6日、『ライフ イズ ストレンジ』の実写テレビシリーズの制作を正式発表した。

Amazon MGM Studiosは9月6日、『ライフ イズ ストレンジ』の実写テレビシリーズの制作を正式発表した。海外メディアVarietyなどが伝えている。
『ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange)』は、DON’T NODが手がけたアドベンチャーゲームだ。第1作の主人公となったのはマックス・コールフィールド。写真家志望の彼女は、ブラックウェル高校に編入するため5年ぶりに故郷の街「アルカディア・ベイ」を訪れる。突然時間を巻き戻す超能力に目覚めた彼女が、再会を果たした親友のクロエなどの故郷の人々と関わりながら、アルカディア・ベイで起こる異変に巻き込まれていく物語が描かれた。

今回、Amazon傘下の映画制作会社Amazon MGM Studiosが、『ライフ イズ ストレンジ』をもとにした実写テレビシリーズの制作を承認したことを発表した。海外メディアVarietyは独占情報として伝えている。
同テレビシリーズは、エグゼクティブ・プロデューサー兼ショーランナーとして、Charlie Covell氏が率いるという。原作ゲームシリーズの販売を手がけたスクウェア・エニックスのほか、製作会社のStory KitchenおよびLuckyChapが共同で制作し、Amazon MGM Studiosがプロデュースするとのこと。
制作に携わるLuckyChapはVarietyの取材に対し、クロエ、マックス、そしてアルカディア・ベイを生き生きと描くのが待ちきれないとの声明を発表している。ゲームシリーズ第1作を題材とした作品になるようだ。

なお、約9年前となる2016年7月に本作の実写テレビシリーズが制作されると報じられたが、当初は映画制作会社であるLegendaryが手がけていた。このたび、前述した3社による共同で制作されることが改めて正式に発表されたかたちだ。とはいえ、Story Kitchenのもとでエグゼクティブ・プロデューサーを務めるDmitri M. Johnson氏は当時から制作に携わっていた人物とされており、長きにわたるプロジェクトとなっていた様子。
Varietyによれば、本作はAmazonプライムビデオで配信予定。ところで、Amazonプライムビデオにおけるゲームの実写化といえば『Fallout』の実写テレビシリーズ化などが好評を博した。今年12月からはシーズン2が配信予定とされ、シーズン3の制作も決定済み。ゲームを原作とするドラマ展開に注力する方針がうかがえ、『ライフ イズ ストレンジ』の実写ドラマについてもシーズン展開にも期待がかかる。
