人気騙し合いギャンブル対戦ゲーム『Liar’s Bar』大型アプデで新ステージ追加、さらに“不正者BANシステム”も近日実装へ。チート使用者は永久追放

Curve Animationは8月15日、マルチプレイテーブルゲーム『Liar’s Bar』に向けてアップデートを配信した。

デベロッパーのCurve Animationは8月15日、マルチプレイテーブルゲーム『Liar’s Bar』に向けてアップデートを配信した。本アップデートでは極寒地の列車を舞台としたToska Barが追加されたほか、プレイヤーを強制的に退出させることのできる“BAN機能”が近日実装されることが発表された。

『Liar’s Bar』は、最大4人でオンライン対戦を楽しめるテーブルゲームだ。ブラフを駆使することが前提の心理戦が繰り広げられ、負けたプレイヤーには最終的に死が待ち受けている。プレイヤーは、さまざまな動物が擬人化されたキャラクターから自分のアバターを選択し、2~4人で対戦する。

そんな本作はリリース当初、トランプを使う「Liar’s Deck」と、サイコロを使う「Liar’s Dice」という2種類のゲームが収録されていた。その後、テキサス・ホールデム様式でポーカーをおこなう「Liar’s Poker」が実装されるなど、献身的なアップデートが続けられてきた。ステージにおいても、走行中の列車を舞台とする「Soviet Train」が実装されるなど、ロケーションにも富んだテーブルゲームとなっている。

今回のアップデートでは新たに、プレイヤーをロビーから強制的に退出させることが可能となる“BAN機能”が実装されることが発表された。パッチノートによると、BAN機能は今後2週間以内を目途に、段階的に展開していく予定とのこと。本作はプレイヤー同士の心理戦に重きを置いたゲームプレイという性質上、対戦相手の手札を確認できてしまうようなチート行為などに悩まされてきた。過去には「キャラの首を意図的に伸ばしまくり、相手の手札を覗き見る」という奇妙なチートが注目を集めるなどしており(関連記事)、開発元は対抗策を講じていた。その後も不正者が存在する状況はあったようだ。

このたびのアップデートで実装されたBAN機能は、そういった不正者を永久的にマッチメイキングから追い出すことが可能なシステムになるという。ゲームの公平性を保つことが期待されているようだ。

また本アップデートでは、新たなロケーション/ステージとして、雪の覆う危険な列車内を舞台としたステージ「Toska Bar」が実装されている。ほかにも新スキンやBGMが追加されており、詳しい内容は公式パッチノート(英語)を確認されたい。

『Liar’s Bar』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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