国内コンソール未発売の『レガシー・オブ・ケイン ソウル・リーバー』が、「1&2 リマスター」として7月10日発売へ。ヴァンパイア復讐アクションが美麗に蘇る
U&Iエンターテイメントジャパン株式会社は4月24日、アクションアドベンチャーゲーム『レガシー・オブ・ケイン ソウル・リーバー 1&2 リマスター』を7月10日に発売することを発表した。

U&Iエンターテイメントジャパン株式会社は4月24日、アクションアドベンチャーゲーム『レガシー・オブ・ケイン ソウル・リーバー 1&2 リマスター』を7月10日に発売することを発表した。対応プラットフォームは、Nintendo Switch/PS5。価格は税込4389円。
本作は、『レガシー・オブ・ケイン』シリーズの第2作目『レガシー・オブ・ケイン ソウル・リーバー』と第3作目『レガシー・オブ・ケイン ソウル・リーバー2』をリマスター化し、た作品だ。同シリーズは、国内ではPS向けに発売された『ケイン・ザ・バンパイア』から始まる5部作で構成されている。本作の発売は、シリーズ25周年を記念したものとなっている。ちなみに、『レガシー・オブ・ケイン ソウル・リーバー』が国内コンソール向けに発売されるのは今作が初である。

ノスゴス国の王であり、1000年もの間生き続けているヴァンパイアのケイン。彼は、腹心の部下ラジエルに自分にはない翼が生えたことに嫉妬し、ラジエルを湖に沈めて処刑する。それから数世紀経ち、ラジエルは神を名乗るエルダーゴッドによって「魂を狩るもの(ソウルリーバー)」として蘇る。そして、ラジエルはケインへの復讐を果たすべく旅立つことになる。
本作は、3Dの3人称視点で展開するアクションアドベンチャーゲームだ。主人公のラジエルを操作し、かつての仲間であるヴァンパイアを倒しながら進んでいく。ラジエルは倒したヴァンパイアの力を食らうことで、自らを強化したり体力を回復したりすることができる。

さらに、エルダーゴッドから授けられた能力によって、ラジエルは霊の住む精神界と現実の物質界を行き来することができる。道がない場所でも世界を切り替えることで新たな道を発見し、先へ進むことできるという場面にも遭遇することだろう。
また、ラジエルはヴァンパイアを倒す上で、さまざまな武器を使いこなす。かぎ爪や念力エネルギーの稲妻、霊体の剣などがあり、相手の特性や弱点によって使い分けるという戦略的な戦いも楽しめるわけだ。
なお、リマスター化にあたっては、オリジナル版にはなかった新機能が追加されている。オリジナル版とリマスター版のグラフィックをワンタッチで切り替える機能をはじめ、操作方法をオリジナルのタンクコントロールと、自由に操作できるモダンコントロールから選択が可能になっている。操作方法の変更は、オリジナル版をプレイした人でもかなりプレイフィールが変更する要素になるはずだ。ほかにも、本作には実績機能も追加されている。
本作のリマスター化は、アメリカのゲーム開発会社Aspyrが担当。同社は、『トゥームレイダー』シリーズのリマスター化も手がけている。なお、『レガシー・オブ・ケイン ソウル・リーバー 1&2 リマスター』はPC(Steam)向けに先駆けて発売中。本稿執筆時点で、2251件のすべてのレビュー中、91%の好評を得て「非常に好評」のステータスを獲得している。
『レガシー・オブ・ケイン ソウル・リーバー 1&2 リマスター』は7月10日、Nintendo Switch/PS5向けに発売予定。