『League of Legends』ランダムミッドに“強力バフ要素”搭載の新モード実装へ。ステータスめっちゃ上げたり、「巨大雪玉」をぶつけたり

『League of Legends』開発チームは10月7日、「Dev Update」として開発者メッセージを公開。ランダムミッドに新モードを実装することや、不正行為への対処強化などの方針が語られている。

League of Legends』(以下、LoL)の開発チームは10月7日、「Dev Update」として開発者メッセージを公開。ゲームルールのひとつ「ランダムミッド」に新モード「メイヘム」が実装されることや、不正行為への対処強化などが語られている。なお「メイヘム」は10月22日配信予定のパッチ25.21での実装となる見通しだ。

『LoL』には現在さまざまなゲームルールが存在。メインとなるのは3つのレーン(道)があるマップ上で、それぞれ個別のロールに分かれて勝敗を競う「サモナーズリフト」だ。一方でランダムに選択されたチャンピオンをひとつのレーン上を5対5で戦うARAM(All Random All Mid)こと「ランダムミッド」などのルールもある。

今回『LoL』開発チームはそんなランダムミッドに向けて、新モード「ランダムミッド:メイヘム」を実装すると発表した。実装時期は10月22日に配信予定のパッチ25.21にて登場する見込み。「メイヘム」ではランダムミッドに「オーグメント」の概念を導入するとのこと。

オーグメントとは3つランダムに提示されるアップグレードのようなものだ。すでに「アリーナ」や「TFT(チームファイトタクティクス)」などに導入されているシステムで、たとえばアリーナでは、射程や攻撃力、攻撃速度といったステータスを純粋に上昇させるものや、スキルに追加攻撃やクリティカル判定が付くといった追加効果、相手へのステータスデバフなど、さまざまな種類が存在している。こうしたアップグレード要素を、ランダムミッドにも導入するかたちだ。

オーグメントは対戦開始時に1つ獲得し、その後はレベル7、11、15でひとつずつ入手可能だ。そしていくつかのオーグメントは複数人にも影響する効果があるといい、本モードのために新たに用意されたオーグメントも存在するとのこと。たとえば敵陣にある移動用ゲートを使用すると「キング」になり、ボーナスを獲得。ほかにも「超特大の雪玉!」と呼ばれるオーグメントは、相手に投擲する雪玉のサイズを4倍以上に大きくするもので、相手の足を止めるだけでなく、範囲ダメージも獲得できるようになるという。

一方既存のランダムミッドルールは廃止されるわけではなく、パッチ25.21配信後も、「メイヘム」とモードを選択するかたちでプレイ可能だ。またこれまでランダムミッドに登場していた期間限定マップ「ブッチャーズブリッジ」と「コーシンの渡り場」は、好評が多く寄せられたため恒常的にマッププールに追加されるとのこと。

なお今回のDev Updateでは、このほかにボット使用とスマーフに対するペナルティを強化。今後数か月で10倍以上に規模を広げる見込みであることを発表。アカウント売買についても厳しく停止措置を加えていくそうだ。そのほか配信者へのゴースティングや嫌がらせなどを防止する「配信者モード」の追加も次パッチでおこなわれる模様。詳細については公式サイトXの投稿を確認されたい。

League of Legends』はPC向けに基本プレイ無料で配信中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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