『League of Legends』新チャンピオン「メル」は“反射スキル”を携える後衛型メイジ。1月22日配信予定のパッチ25.S1.2で実装へ
Riot Gamesは1月10日、『League of Legends』(以下、LoL)の新チャンピオンとなる「メル」の概要を発表した。メルは1月22日に配信予定のパッチ25.S1.2にて実装される見込みだ。
メルは、『LoL』を原作としたアニメーション作品「Arcane(アーケイン)」に登場するキャラクター。発展を続ける都市・ピルトーヴァーの評議会議員を務めている。母親はノクサスの軍事指導者で、先日チャンピオンとして実装されたアンベッサだ。「Arcane」にて、メルはジェイスやケイトリンなどと交流しつつ、自身の持つ特殊な力によって、物語に大きく関わることとなる。
ゲーム内の性能としては、遠距離からの攻撃をするメイジのスタイル。しかし、それだけではなく、攻撃の反射といった唯一無二のスキルなども持ちあわせている。
まず固有スキル「灼熱の輝き」は、通常攻撃やスキルで敵にダメージを与えると、「圧倒」のスタックが敵に付与される。これはメルがダメージを与えるたびに無限に蓄積されていき、このスタック量が敵の現在体力とシールド量を超えた瞬間、敵にとどめを刺す。加えてスキル使用後の通常攻撃を強化。追加で3発の飛翔体を放つ。スキルを発動した直後には通常攻撃を当て、スタックを効率よく貯めていくことで、より優位に立ちまわれそうだ。
Q「輝きの連撃」は地点指定のスキル。指定したエリアに複数回攻撃し、1回の攻撃ごとに「圧倒」スタックを増加させる。そしてW「反駁」は、敵の一部攻撃を反射するスキルだ。自身の移動速度を一時的に増加させつつ、バリアを生成。タワー以外のダメージを無効化しつつ、敵からの発射物を反射するのだ。
跳ね返せる攻撃の目安としては、ヤスオのスキル「風殺の壁」で防げるものであれば何でも跳ね返せる、とされている。トレイラーではレナータの「敵対的買収」やブライアーの「迫りくる死」といったアルティメットスキルを反射している場面も確認できる。強力なスキルを反射して、ピンチを大きなチャンスに変えることもできるだろう。
またE「陽光の枷」は方向を指定しオーブを送り出すスキル。スキルがヒットした敵には継続ダメージとスロウ効果が付与され、オーブ本体がヒットした敵には、スネア効果が付与される。
アルティメットスキル「黄金蝕」は「圧倒」スタックを保持している敵すべてに対し、距離に関係なく攻撃をおこなう。さらに自動効果として、「圧倒」スタックによるダメージが増加する。また「黄金蝕」は「圧倒」スタックを消費しないため、「黄金蝕」で体力を減らしつつ、「灼熱の輝き」でとどめを刺す、ということも可能だろう。
なおPBE(パブリックベータ環境)ではメルが使用可能になっている。操作感などが気になる人は、本実装の前にプレイしてみるのもいいだろう。
『League of Legends』の新チャンピオン「メル」は1月22日配信予定のパッチ25.S1.2にて実装される見通しだ。