『League of Legends』来年開幕の新シーズンでは「時限付き復活バフ」が獲得可能に。ネクサスタワー復活やブーツのアップグレードなど、新要素一挙お披露目

Riot Gamesは11月26日、『League of Legends』に関して「Dev Update」をYouTube上に公開。来年開幕となる新シーズンの詳細がお披露目となった。

Riot Gamesは11月26日、『League of Legends』(以下、LoL)に関して「Dev Update」をYouTube上に公開。『LoL』開発メンバーによって新情報が発表された。来年から開幕する新シーズンでは、戦場たるサモナーズリフトが大きくアップデートされるなど、さまざまな変更が加えられるようだ。

サモナーズリフトとは『LoL』におけるメインのマップだ。トップ(Top)、ミッド(Mid)、ボット(Bot)の3つのレーンに分かれており、プレイヤーは役割に応じて各レーン、あるいはレーン間にあるジャングルと呼ばれる領域に向かう。レーン上に存在する「タワー」を破壊しつつ、相手本拠地にある「ネクサス」を破壊することが互いの勝利条件となっている。

そのサモナーズリフトの外観や仕様にアップデートが加えられるようだ。まず、2025年からは『LoL』がシーズン制になる。1年を3シーズンに分割し、各シーズンではテーマに沿って『LoL』が展開される。2025年のシーズン1ではサモナーズリフト全体が、架空の軍事国家「ノクサス」のような雰囲気になるとのこと。ゲームプレイもこれにともないアップデートされていくようだ。

ゲームプレイでは、“キル”を目標とする新たなシステム「力の偉業」が登場。先にキルをとる「ファーストブラッド」、先にタワーをとる「ファーストタワー」、ドラゴンやヴォイドグラブを先に3体獲得するという目標を2種獲得したチームが「勝者」となる。勝者となったチームは、バフを獲得。ブーツが少し強化されるようだ。また現在は、2段階目のブーツまでしか存在しないが、勝者側は、ノクサスをテーマとした3段階目のブーツを購入できるようだ。

加えて完全新規となるエピックモンスター「アタカン」も登場する。アタカンはゲーム開始から20分後にトップ、またはボットのリバーに登場する。どちらに登場するかは試合の14分時点までにどちらのチームがダメージ/キルをとっていたかで変わる。

アタカンは試合のアクションの多さによって災禍/貪欲のふたつの形態に分かれる。アクションが多い場合の「災禍」のアタカンを倒すと、チーム全体が全エピックモンスターのバフ強化効果を獲得。さらに「ブラッドローズ」と呼ばれる、経験値と追加攻撃力を得る植物がマップ上に登場するようだ。一方で「貪欲」のアタカンを討伐すると、チーム全体に制限時間付き・一度きりの復活バフが付与される。復活バフはアクシャンの固有スキルのように、本拠地で復活できる効果になるという。キル/アシスト時の獲得ゴールドを向上させるバフも付与されるとのことで、集団での戦いを積極的に挑む理由にもなりそうだ。

ほかにも、本拠であるネクサスを守るタワー「ネクサスタワー」が復活するようになる。以前は一度折られてしまうとそのままで、常にネクサスを気にしなくてはならず、ドラゴンなどのオブジェクトにもアクションをかけにくかった。それがシーズン1では一定時間後に体力全快で復活するようになるため、アクションを狙う余裕も生じるかもしれない。

今回多くの新要素が発表された『League of Legends』。シーズン1では、このほかにも多くの変更が加えられる。シーズン2以降も別のテーマでゲームが繰り広げられるようで、1年を通した変化も楽しめるだろう。なお本稿で紹介した要素を含め、各種変更点や公開情報の詳細は動画「Dev Update」や公式サイトを参照されたい。

League of Legends』はPC向けに基本プレイ無料で配信中だ。新シーズンとなるパッチ「25.S1.1」は1月に配信予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 936