居合切り・インベントリ整理ホラー『虚衝 – Kyosho』Steamにて正式お披露目。恐ろしい落ち武者が徘徊する屋敷にて、刀と頭脳を頼りに生き延びる


むつむつプロジェクトは9月25日、『虚衝 – Kyosho』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに、2024年内早期アクセス配信開始予定。ストアページ公開にあわせて、動画も公開されている。

『虚衝 – Kyosho』は、刀を片手に怨霊の潜む武家屋敷から脱出する、和風パズルアクション&メタフィクションミステリーホラーゲームである。本作の舞台は、どんな名将も生きては帰れぬという、武家屋敷だ。屋敷内は落ち武者の巣窟となっており、何らかの謎が隠されているのだという。本作でプレイヤーは、そんな怨霊のはびこる屋敷から脱出を目指す。刀で身を守りながら屋敷に隠された謎へ迫る、アクションやホラーが繰り広げられる。


プレイヤーは、武家屋敷内を落ち武者から隠れ、居合切りで斬り伏せながら探索していく。舞台の武家屋敷には、怨霊となった落ち武者たちが徘徊している。彼らへの対処方法としては、物置へ隠れたり、壺を割って気を引くことで、やり過ごせるようだ。


主人公は屋敷内で日本刀を手に入れると、居合切りによって彼らを切り倒せる。居合切りをするためには、まず距離を離した状態でボタンを押し、集中する必要がある。その後、敵が攻撃を仕掛けるタイミングでボタンを押すと、居合切りが発動。敵を倒せると、価値の高い品が手に入るのだという。本作ではステルスと居合切りによって、落ち武者と対峙するのだ。

また本作ではインベントリを使ったパズル要素が存在。パズルを攻略することで、脱出の糸口が掴めるようだ。本作では和風ホラーな世界を背景に、落ち武者との対峙やインベントリパズルなどが待ち受けているのだろう。


本作は、ゲーム開発者のむつむつ氏が手がけている。過去作としては、『徹夜報告書』をリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で10件中80%の好評を獲得していた。同氏のXアカウントを見る限りでは、本作『虚衝 – Kyosho』は8月頃から開発がスタート。ホラーゲームイベント「DREAMSCAPE #2」への出展などを経て、今回Steamのストアページが公開となっている。


『虚衝 – Kyosho』はPC(Steam)向けに、2024年内早期アクセス配信開始予定だ。また本作は、9月26日より開催中の「東京ゲームショウ2024」のゲームクリエイターズギルドブースに試遊展示されているそうだ。