コナミ、なんとFIFAと協業で“eスポーツ版ワールドカップ”を創設。『eFootball』の「FIFAe World Cup」、年内に開催へ

コナミデジタルエンタテインメントは10月10日、国際サッカー連盟(FIFA)と、協業に関する契約を締結したことを発表した。あわせて、『eFootball』を競技タイトルとする「FIFAe World Cup」が2024年内に開催されることも告知されている。

コナミデジタルエンタテインメント(以下、コナミ)は10月10日、国際サッカー連盟(FIFA)と、協業に関する契約を締結したことを発表した。あわせて、『eFootball』を競技タイトルとする「FIFAe World Cup」が2024年内に開催されることも告知されている。

『eFootball』シリーズは、『ウイニングイレブン』シリーズおよびその海外版となる『Pro Evolution Soccer』シリーズを前身とするサッカーゲームだ。対応プラットフォームはiOS/AndroidおよびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)。2021年に『eFootball 2022』としてリリースされ、以降『eFootball 2023』『eFootball 2024』と毎年バージョンアップを続けながらサービスが続けられてきた。なお2024年9月のバージョンアップにてタイトルから年表記がなくなり『eFootball』となった。

今回コナミは、FIFAと「全世界におけるeスポーツの継続的な発展に向けた協業に関する契約」を締結したことを発表。この取り組みの一環として『eFootball』を競技タイトルとする大会「FIFAe World Cup」を開催することを告知した。2024年内に、モバイル版と、PC/コンソール版のそれぞれで2つの「FIFAe World Cup」が開かれるという。本日10月10日から予選が開幕するとのことだ。

初年度大会となる今回の「FIFAe World Cup」では、選手層や過去の成績など、さまざまな観点から複合的に選ばれた各国・地域の代表が決勝大会に招待される見込みとのこと。対象となるのはアルゼンチン、ブラジル、コスタリカ、イングランド、フランス、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、モロッコ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、サウジアラビア、スペイン、タイ、トルコの18の国・地域だそうだ。

なお決勝大会に出場する日本代表選手は、公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)が主催する「JFAサッカーe日本代表選抜大会 2024」によって決定される。本大会の開催は11月上旬を予定しているとのことだ。

今回のコナミとFIFAとの協業により、ゲーム『eFootball』内でもeスポーツ大会としてワールドカップが開催される格好だ。どのような盛り上がりを見せるのかも注目されるところだろう。「FIFAe World Cup」についての詳細は、『eFootball』公式サイト、またはFIFA.GGを確認されたい。

eFootball』はiOS/AndroidおよびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに基本プレイ無料で配信中。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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