プレイが記録されて「初音ミクのMV」になるゲーム『KOEGASURU』Steamにてお披露目。謎解きゲームをクリアするまでの様子が“自分だけのMV”に

もち大工学部およびTEMPLIMEは4月9日、『KOEGASURU』のSteamストアページを公開した。初音ミクを操作して遊んでいくとミュージックビデオになる、謎解き脱出ゲームである。

国内のサークル・もち大工学部および音楽ユニットTEMPLIMEは4月9日、『KOEGASURU』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに、4月末に発売予定。ストアページ上では、スクリーンショットや動画なども公開されている。

『KOEGASURU』は、初音ミクを操作して謎解きゲームを遊んでいくとミュージックビデオになる、謎解き脱出ゲームである。本作でプレイヤーは、初音ミクを操作して謎を解いていく。詳細なシチュエーションは明かされていないものの、本作で初音ミクは室内にいるようだ。動画によると、プレイヤーはコンピューター上のパズルや、りんごを空中に持ち上げる、室内から暗証番号を探すといった謎解きに挑戦。脱出を目指して、いくつかの謎に向き合っていくのだろう。

また本作では、初音ミクを操作するゲームプレイの様子がMVになるという。本作ではプレイヤーが初音ミクを操作して謎をクリアしていく過程が、すべて記録される。記録によって、クリア後にゲームのプレイ内容がそのままMVになるわけだ。システム面では、操作は移動とクリックのみ。直感的に進められる簡単操作と謳われている。またクリア後には、隠しモードも用意されているそうだ。

ストアページによると、本作は国内のサークル・もち大工学部が開発している。同サークルは、ずもち氏とYuKiMuMa氏の2名で活動。多数の楽曲のMVに携わってきたようだ。

本作『KOEGASURU』では、TEMPLIMEによる楽曲「KOEGASURU(こえがする)」のMVが舞台になっているという。もち大工学部の2名は、同楽曲のMVも担当。MVでは、「こえがきこえない」「ひとりきりのへやはいくつものこえがひとりひとりあそび」といった歌や音楽、初音ミクが謎の部屋で過ごす様子などが映されている。本作では同楽曲の世界が、どんな風にゲームとして表現されているのだろうか。

『KOEGASURU』は、PC(Steam)向けに4月末リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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