『カービィのエアライダー』のオンライン対戦では「他人のゴールを待たずに次の対戦に行ける」。テンポ最重要な遊びやすさ配慮

任天堂は8月19日、「カービィのエアライダー Direct」を放送し、『カービィのエアライダー』の最新情報を公開した。このなかでは本作のオンライン対戦の一風変わった仕組みが紹介されている。

任天堂は8月19日、「カービィのエアライダー Direct」を放送し、『カービィのエアライダー』の最新情報を公開した。このなかでは本作のオンライン対戦の一風変わった仕組みが紹介されている。

『カービィのエアライダー』は、アクションレースゲーム『カービィのエアライド』の22年ぶりの続編だ。自動で前進するためボタンを押す必要がなく、スティックの左右とワンボタンでベーシックな操作をする点は健在。基本のゲームプレイは継承されているそうだ。

そして本作では新たにスペシャルボタンが追加、ゲージが溜まった時にボタンを押すとスペシャルワザが発動する新システムが導入された。カービィ以外にもデデデ大王・メタナイト・バンダナワドルディ・コックカワサキなどさまざまなライダーを選択可能に。エアライドとシティトライアルが収録され、エアライドでは最大6人対戦、そしてシティトライアルではなんと最大16人対戦が可能だという。

今回の「カービィのエアライダー Direct」では、そんな本作におけるオンライン対戦の仕組みが紹介。本作ではフレンド以外とのオンライン対戦のエアライドでゴールした際、ほかのプレイヤーのゴールを待たずにすぐさま次の対戦相手を探し始める仕組みになっているという。テンポよく次々と遊べる仕様のようだ。

このほかにもオンライン対戦の遊びやすさへの配慮はさまざま紹介。たとえば本作には戦闘要素もあるものの、主体はあくまでレースであり、ダメージリアクションは小さめに設定されているという。ほか、16人対戦となるシティトライアルにおいては、決着をつけるスタジアムの種目が、ランダムに出てくる4種から選べるように変更されているそうだ。これによって、育てたマシンに合う種目で決戦に臨めるという。

本作を手がける有限会社ソラの桜井政博氏とバンダイナムコスタジオは、『大乱闘スマッシュブラザーズSP』でもタッグを組んでいた。オンライン対戦主体であった同作のノウハウが、『カービィのエアライダー』の遊びやすさ向上にも活かされていることがうかがえる。

カービィのエアライダー』はNintendo Switch 2向けに11月20日に発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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