ケモミミASMR喫茶店運営ゲーム『けものティータイム』9月4日発売へ。ドット絵&こだわり音響による癒やし紅茶淹れと、幸せのあとの切なさ

フリューのゲームブランドStudio Lalalaは8月1日、『けものティータイム』を9月4日に発売すると告知した。喫茶店の店長としてケモミミたちをもてなす、喫茶店運営要素のあるADVゲームだ。

フリューのゲームブランドStudio Lalalaは8月1日、『けものティータイム』を9月4日に発売すると告知した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)で、価格は税込1700円。発表にあわせて、Nintendo Switch向けにも体験版が配信開始となっている。2025年5月に春から9月へと延期されていたが、無事に発売日が決定となったようだ。

『けものティータイム』は、喫茶店の店長としてブランドティーでケモミミたちをもてなし、最期までひとらしく生きる喫茶店運営要素のあるADVである。本作の舞台は、ケモミミたちが当たり前に存在する世界。片田舎の新興コミューン「ラペット」はケモミミたちの楽園であり、優しい時間に癒やしを求めてさまざまなケモミミたちがやってきていた。

メインキャラクターの少女タルトは、そんなラペットで期間限定の喫茶店を開く。本作で彼女は、最愛の妹にしてパティシエのマカロンと共に、喫茶店を運営。お客様にあわせたブレンドティーと美味しいお菓子を提供して、ケモミミたちをもてなしていく。この世界でひとらしく生きるには、甘いティータイムとカワイイ癒やしが必要不可欠なのだという。緻密なドット絵や気持ちいいASMRによる癒やしと、幸せのあとの切なさが繰り広げられる。

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店長のタルトは、ケモミミたちにあわせてブレンドティーを淹れていく。ブレンドティーのシミュレーションパートでは、9種の紅茶と15種のハーブ、6種の隠し味が用意されている。プレイヤーはお客様の調子や注文などにあわせて、ブレンドティーを制作。材料のもつ香りやコク、冷え症改善といった効果を組み合わせて、ケモミミたちにあわせたオリジナルのブレンドティーを提供するのだ。

また本作では緻密なドット絵によって、主人公を含めたキャラクターやお茶を淹れていく様子、喫茶店内の情景などが描かれている。空間の気持ちよさにも力を入れているといい、ASMRの各種音響やオノマトペ、インタラクティブに変化するBGMによって癒やしの空間が彩られる。本作では、可愛らしいキャラクターたちはもちろん、ドット絵や音も含めて、甘いティータイムとカワイイ癒やしが表現されているのだろう。

なおSteamにて配信中の体験版では、ユーザーレビュー197件中97%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。かわいいキャラクターや演出、不穏な気配などから、高評価を獲得しているようだ。また本作は、フリューのゲームブランドStudio Lalalaが手がけている。声優の小岩井ことりさんがプロデューサーとして参加するなど、著名なクリエイターを含む制作陣が開発に携わっている点も特徴だろう。

『けものティータイム』はNintendo Switch/PC(Steam)向けに、税込1700円で9月4日発売予定だ。またNintendo Switch版では、予約が受付中。あわせてNintendo Switch向けの無料体験版も公開されている。Steam向け無料体験版も引き続き配信されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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