ケモミミASMR喫茶店運営ゲーム『けものティータイム』Switch版発表、9月にSteam版と同時発売へ。「音のこだわり」冴えわたる、甘く切ないティータイム
フリューのゲームレーベルStudio Lalalaは5月28日、『けものティータイム』Nintendo Switch版を発表し、Steam版と共に9月に発売すると告知した。

フリューのゲームレーベルStudio Lalalaは5月28日、『けものティータイム』Nintendo Switch版を発表した。同作はPC(Steam)向けに、2025年春にリリース予定とされてきた。今回Nintendo Switch版の発売決定告知とあわせて、発売延期も告知。2025年9月に、両プラットフォームで同時リリースとなるそうだ。
『けものティータイム』は、喫茶店の店長としてブレンドティーでケモミミたちをもてなし、最期までひとらしく生きる、喫茶店を運営するADVである。本作の舞台は、ケモミミが当たり前に存在する世界。片田舎に出来た新興のコミューン「ラペット」はケモミミたちの楽園であり、優しい時間に癒やしをもとめてさまざまなケモミミたちがたどり着いていた。

メインキャラクターのタルトは、そんなラペットで期間限定の喫茶店を開いた少女だ。本作で彼女は最愛の妹にしてパティシエでもあるマカロンと共に、喫茶店を運営。好みにあわせたブレンドティーと美味しいお菓子を提供し、ケモミミたちをもてなす。ひとらしく生きるには、甘いティータイムとカワイイ癒やしが必要不可欠。ドット絵やASMRによる癒やしのひとときと、幸せのあとの切なさが繰り広げられるようだ。

店長のタルトは、訪れるケモミミたちにあわせてブレンドティーを提供する。本作ではブレンドティーの材料として紅茶9種類/ハーブ15種類/隠し味6種類が存在。材料には、香りやコクといったパラメーターや、冷え性改善といった効果が設定されている。プレイヤーはお客様の状態や注文にあわせて、ブレンドティーを制作。たとえば「香り高く、冷え性改善効果のあるお茶」など、茶葉やハーブの組み合わせで、オリジナルのブレンドティーを淹れるわけだ。
また本作では、主人公を含めたキャラクターや喫茶店内の様子、ブレンドティーを淹れる工程などが緻密なドット絵によって表現。ASMR(バイノーラル)の各種音響やオノマトペ、インタラクティブに変化するBGMといった音の演出も用いられている。本作では、ドット絵や気持ちの良い音も含めて、癒やしの空間が表現されるのだ。なお本作はフリュー株式会社のゲームレーベルStudio Lalalaが手がけている。声優の小岩井ことりさんがプロデュースに参加するなど、豪華なクリエイター陣が音やサウンドを支えている点も特徴だろう。

今回の発表では、そんな本作のNintendo Switch版が発売決定となった。またあわせて、Steam版の配信予定は2025年春から2025年9月に延期。さらなるクオリティアップのため、発売時期が変更となったそうだ。プレスリリースによると、本作はウィッシュリスト6万件を達成しているとのこと。Steamでは無料体験版も配信中となっている。
『けものティータイム』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに2025年9月リリース予定だ。