ドット絵少女・ウワサ調査ゲーム『神椿學園新聞部』発表。新聞部少女たちと繰り広げる、都市探索学園ADV

KAMITSUBAKI STUDIOは4月11日、『神椿學園新聞部』を発表した。神椿市の「ウワサ」や「ヒミツ」を調べていく、都市探索學園アドベンチャーゲームである。

KAMITSUBAKI STUDIOは4月11日、『神椿學園新聞部』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売日は未定。発表にあわせて、Steamのストアページやティザームービーが公開されている。

『神椿學園新聞部』は、新聞部の一員として少女たちと神椿市の「ウワサ」や「ヒミツ」を調べていく、都市探索學園アドベンチャーゲームである。本作の主人公は、記憶喪失の人物だ。主人公は気がつくと、中央に高い塔がそびえる神椿市へやってきていた。主人公は少女・森先化歩と出会い、神椿學園新聞部へ参加。神椿學園で生活しながら、記憶を取り戻す手がかりを探していく。少女たちと交流しながらウワサやヒミツを調査する、学園生活が繰り広げられる。


神椿學園新聞部としての日々は、調査パートとシナリオパートによって描かれる。調査パートでは新聞部の仲間である少女たちとともに、ウワサや依頼の調査をおこなう。街を歩き回って、イベントを見つけると少しずつ調査が進む。調査パートでは、運動/知恵/洞察/神秘/幸運からなる5種類のパラメータが存在。状況によっては、パラメータによる調査判定がおこなわれるという。新聞部としての活動では、パラメータも重要になるわけだ。パラメータは、アイテムやパークの収集によって強化可能。調査パートでは、調査の進展やアイテムの入手によって、シナリオが進行するそうだ。

またシナリオパートでは、新聞部の仲間たちとの交流などが、物語として展開される。新聞部の部員としては森先化歩、谷置狸眼、朝主派流、夜河世界、輪廻此処の5名が登場。彼女たちとの交流が、物語として描かれる。なお彼女たちは、KAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルアーティストグループ「V.W.P」の5名を元にしたキャラクターたちになっているそうだ。

本作は、KAMITSUBAKI STUDIOが2019年から展開しているオリジナルIPプロジェクト「神椿市建設中。」の最新タイトルとされている。本作ではこれまでの「神椿市建設中。」と一部設定は共有しているものの、独立した物語が展開されるそうだ。

制作スタッフとしては、本作ではKazuhide Oka氏がシナリオと開発を担当している。同氏は『ナツノカナタ』『ムーンレスムーン』などを手がけてきた開発者だ。4月9日に配信されたばかりの『ガールズメイドプディング』では、Steamのユーザーレビュー48件中97%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。同作も含めて、作中の雰囲気などがプレイヤーから評価されてきた。Kazuhide Oka氏のポストによれば、本作では森先化歩ちゃんたちのドタバタが繰り広げられるそうだ。

また本作では、なるめ氏がキャラクターデザイン、キービジュアル、アートディレクション、イラスト制作を担当。すとろぼ氏がロゴ・グラフィック制作を務めている。ゲーム画面を彩る可愛らしいドット絵風のグラフィックなども、本作の特徴だろう。

『神椿學園新聞部』は、PC(Steam)向けに開発中だ。またKAMITSUBAKI STUDIOは、4月19日と20日の2日間、池袋・サンシャインシティ文化会館ビルにて「KAMITSUBAKI GAME SHOW IKEBUKURO」を開催予定。本作の試遊版初公開などがおこなわれるそうだ。入場料は無料となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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