WOMBEX Gamesは6月25日、基本プレイ無料の3Dジグソーパズル『Jigs4w3D Puzzle Challenge』を公開した。本作はリリース後さっそく高評価を集めており、シンプルなジグソーパズルゲームでありながら、高品質なグラフィックで心落ち着くジグソーパズル体験ができるとして好評を博しているようだ。
『Jigs4w3D Puzzle Challenge』は基本プレイ無料のジグソーパズルゲーム。ゲームプレイとしてはいたってシンプルで、バラバラになったピースを集めてパズルの絵柄をつくりあげる、いわゆるジグソーパズルをプレイするゲームとなっている。本作においては目標やスコアといったものもなく、Unreal Engine 5で描画された写実的で落ち着く空間のなかで、プレイヤーはジグソーパズルに心おもむくままに没頭することができる。
ジグソーパズルは本作に収録されている写真からプロシージャル生成される。またジグソーパズルのピースは、本作で採用している物理演算エンジンによってお互いに作用しあう。またカメラは自由にズームイン・アウトすることが可能。グラフィックもあいまって、まるで現実でゆったりとジグソーパズルをプレイしているかのような体験を味わえるものとなっている。
また本作は基本プレイ無料でリリースされている。配信されているゲームでは5つの難易度を備えた31のパズルと、「Living Room」「Cosy Bedroom」の2つのロケーション、そして10の心落ち着くBGMが収録されているようだ。
本作にはDLCも存在している。「My Photos」DLCを購入することで自身の所有する好きな画像をジグソーパズルとしてインポート、実際にプレイすることが可能となっている。またDLCについては新たなロケーションを追加するものとして「Futuristic Apartment」「Loft Office」といったものも用意されている。
本作は6月25日にリリースされて以降、さっそく高い評価を獲得しているようだ。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で68件中94％が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。ユーザーレビューにおいても、とてもシンプルなジグソーパズルでありながらそれに没頭することができる点が好評のようで、高品質でありながらシンプルなジグソーパズルゲームを求めていたユーザーに好評のようだ。また本作は基本プレイ無料であり、比較的手に取りやすいのも人気を博している理由のひとつだろう。
スタートとしても順調のようで、開発元がSteam公式ニュースページで発表したところによると、本作は6月30日時点で2万5075本が現在Steamライブラリに追加されており、そのうち5397人が実際にゲームをプレイ。そしてプレイ時間の中央値は7時間59分とのこと。この数字は開発元にとってもやや驚きの数字のようで、言及にあたっては「みなさんは本当に……パズルがお好きなんですね（this is insane – you really do love puzzling.）」という言葉をつけ加えている。また本作は今後もDLCのリリースや無料アップデートの実施など、開発を続けていく方針とのことだ。
本作の開発元であるWOMBEX Gamesは、PC（Steam）向けに『Bass Defense – Rhythm-based Tower Defense』を開発中。こちらは2024年に発売が予定されている。ゲームプレイにおいてはリズムゲームとタワーディフェンスを組み合わせた作品となるようだ。
『Jigs4w3D Puzzle Challenge』はPC（Steam）にて基本プレイ無料で配信中。
