ピース組み合わせローグライク『ジグソーローグ』発表。ハマれば能力が何倍にも膨れ上がる、凹凸あてはめインフレデッキ構築ゲーム
個人開発者のnito(にと)氏は3月27日、『ジグソーローグ』を発表した。デッキ構築型ローグライク作品である。

個人開発者のnito(にと)氏は3月27日、『ジグソーローグ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。
『ジグソーローグ』は、ピースの組み合わせで能力を倍増させて戦う、デッキ構築型ローグライク作品である。本作でプレイヤーは、ピースを4×4の盤上へ配置して戦う。ピースは攻撃や防御、バフなどの能力をもっている。動画やスクリーンショットでは、コピーを捨て札に追加するニンジャ、スケルトン4枚を手札に追加するネクロマンサー、置かれたマスに攻撃力+3を付与する鼓舞といったピースが確認できる。
また各ピースには、それぞれ凹凸が存在。詳細は不明ながら、戦術がハマればピースの能力は何倍にも膨れあがるという。本作では各ピースの凹凸などを考慮して盤上へ上手く配置し、能力を倍増させてゲームを攻略するのだろう。ピースによっては攻撃力や攻撃回数なども設定されており、ピース同士の組み合わせなども重要になりそうだ。
ゲームプレイ中には、デッキ構築フェーズが存在。新たなピースの獲得や、ピースの凹凸の増加もできるという。スクリーンショットなどでは、対面にフリルの目立つ装いの少女が登場。彼女がゲームの進行を務めてくれるようだ。


本作は、個人開発者のnito氏が手がけている。過去作としては、ブラウザ向けに公開中の『バレンタイン・テンパリズム』『花束と通り雨』にてゲームデザインなどを担当。ゲーム制作サークルArrayCatsのメンバーとして、ブラウザ向けに公開中のパズルアクション『タテヨコ冒険譚 』などにも携わってきた。
本作『ジグソーローグ』では、同氏がゲームデザイン・プログラム・ビジュアルを手がけている。ストアページによると、本作はデッキ構築型ローグライクとしては比較的シンプルに仕上げられているという。複雑なカード効果や専門用語などは極力省いて制作。特徴的な要素である、ピースを組み合わせるゲームプレイなどに集中しやすくなっているのだろう。また本作は、5月4日開催予定の東京ゲームダンジョン8にも参加予定であるようだ。
『ジグソーローグ』は、PC(Steam)向けに開発中だ。