全自動戦闘3DダンジョンRPG『ISEKI』発表、Steam向けに9月3日発売へ。行動パターンを事前に組み合わせて戦略を構築、古代遺跡の最奥を目指す


株式会社ワンコネクトは8月6日、全自動戦闘3Dダンジョン探索RPG『ISEKI』を発表した。Steam向けに9月3日にリリース予定。

『ISEKI』は全自動で戦闘が行われる3DダンジョンRPG。舞台となるのは広大な古代遺跡。古代の眠りから覚めた主人公は、探索を通して遺跡の謎を解き明かしながら、「メモリースレッド」と呼ばれる装備を手に入れていく。メモリースレッドを組み合わせながら、全自動の戦闘を有利に進め、ダンジョンの最奥で待ち構える悪鬼を討つのだ。

本作の大きな特徴として、戦闘は全自動で進行する。戦闘における戦略は事前に装備したメモリースレッドに基づいて展開されるため、プレイヤーにとって最適な戦略をあらかじめ構築することが求められるという。そして遺跡内には無数のメモリースレッドが眠っており、さらに同じメモリースレッドであってもそれに付加される能力はランダムに決定される。探索を通して、さまざまな性能を持つメモリースレッドを掘るようなやりこみ要素も用意されているようだ。

また、遺跡探索には燃料が不可欠となる。公開されているスクリーンショットでは、メモリースレッドの実行にも燃料を消費するようだ。燃料が尽きれば強制的に拠点である指令室へと戻されてしまう。探索においては燃料タンクの最大容量を増やしつつ、効率よく探索し与えられた指令を忠実に遂行するためのリソース管理も求められるのだろう。


本作を手がけているのは、東京都新宿区高田馬場を拠点に活動する株式会社ワンコネクト。同社はタレントやアイドルの育成を主な事業としていたものの、2023年には新たにゲーム事業へ参入。ゲーム部門であるONE CONNECT GAMESを立ち上げた。過去にはビジュアルノベル『桃の華は鮮血に染まる』やホラーアドベンチャーゲーム『シモツケノヤカタ』といった作品をリリース。本作はそんな同社の手がける最新作として、オートバトル方式の3DダンジョンRPGが展開されるかたちだ。

『ISEKI』はPC(Steam)向けに9月3日発売予定。