『インフィニティニキ』Ver1.5「泡沫季」にて待望のマルチプレイ機能が実装。フレンドと一緒に“手つなぎ”冒険、マルチ用エリアも新設
Infold Gamesは4月29日、『インフィニティニキ』Ver.1.5「泡沫季」を配信した。待望のマルチプレイが実装されたほか、多くの新要素が盛り込まれている。

Infold Gamesは4月29日、『インフィニティニキ』のアップデートとしてVer.1.5「泡沫季」を配信した。本パッチでは待望のマルチプレイが実装されたほか、新ストーリーや新コーデなどの追加要素、撮影モードの強化などが盛り込まれている。
『インフィニティニキ』は、全世界累計1億ダウンロードを突破している着せ替えゲーム『ニキ』シリーズの最新作だ。本作はUnreal Engine 5で構築された本格的なオープンワールド着せ替えアドベンチャーゲームで、PC(Windows/Epic Gamesストア)/PS5/Android/iOS向けに展開されてきたほか、本パッチと同時にSteam向けにも展開を開始した。主人公はふとしたきっかけでスタイリストとなり、マーベル大陸において相棒のモモとともにさまざまなコーデを集めるため世界中を旅していく。

今回配信された新パッチ「泡沫季」では、フレンドを自分のワールドに招待するマルチプレイができるようになった。マルチプレイ中は、近くにいるフレンドと手を繋げるようになる。この「手つなぎ状態」中は「奇想の星」や「ひらめきの雫」、「宝箱」といった収集アイテムを一緒に集めることが可能で、片方のプレイヤーのみが収集アイテムを獲得している場合でもシルエットの形式でアイテムが表示されるようになる。プレイヤー間で進行状況を合わせるのに役立つだろう。

マルチプレイ中に獲得した素材や心得、プーリンに関しては手つなぎ状態でなくとも両方のプレイヤーが獲得できるため、協力することでキャラクターの成長スピードを早めることが可能だ。さらにはバトルも協力しておこなえる上、報酬は両方のプレイヤーが獲得できる仕様となっている。マルチプレイ中はチャットや撮影モードといったコミュニケーション機能も使用可能なほか、2人乗りの自転車やシーソーといった、2人プレイならではの要素も楽しめる

また、新たなエリア「星海」と「ユーラク島」も開放されている。「星海」は、ソーシャルシステムが全体的にアップグレードされた今パッチを象徴する、マルチプレイ用のエリアだ。星海では異なるワールド同士がつながるため、別のワールドから招待されたニキとの交流やコーデシェア、ソーシャルイベントといったマルチ向けコンテンツが展開される。もう1つの「ユーラク島」にもソーシャル要素は含まれてはいるものの、こちらは「むかしむかし」の物語を辿るストーリーが主なコンテンツとなっている。
ストーリーにも新展開が用意されている。新メインストーリー「終演から始まる物語」では、“星の旅人”と呼ばれる謎の人物に導かれたニキが新ステージ「時空の隙」に足を踏み入れる。これまで紡がれてきた『ニキ』シリーズの世界の核心に近づく壮大なストーリーが展開されるようだ。
ほかの細かなアップデートとして、撮影モード中にニキを自由に動かせる「移動モード」、衣装とヘアスタイルの染色機能、コーデに縛られないスキル発動が可能となる機能などが追加されている。さらには、操作反転設定の実装やキーバインドでのコンボキーのカスタマイズ機能などの操作面でのサポートも盛り込まれており、全体的な遊びやすさが向上している。
『インフィニティニキ』は、PC(Steam/Windows/Epic Gameストア)/PS5/Android/iOS向けに基本プレイ無料で配信中。Ver1.5「泡沫季」アップデートを記念したクリエイターコンテストも実施中だ。