ひたすら標的を壊すゲーム『Nodebuster』、Steamにて好評率100%スタート。火力インフレしていく中毒性高め“実験的クリッカー”


デベロッパーのGoblobinは8月14日、『Nodebuster』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は350円。

本作は、自動攻撃をおこなう照準を動かし、画面上に現れる標的「Nodes」をひたすら破壊するゲームだ。本作にてプレイヤーは自動で少しずつ減っていくhealthの続く限り、照準を動かして画面の四方から現れる無数のNodesに攻撃を当てていく。


Nodesの破壊などで得られるリソースを使えば、「Upgrades」にて強化ツリーを進行することが可能。攻撃力や攻撃範囲などを強化する、あるいは体力を増やしたり回復力を付けたりして、Nodesを少しでも多く撃破し、戦闘時間を伸ばしていくのだ。強化を重ねれば“インフレ”のような状態になることも可能。healthの値を7ケタにしたり、画面を埋め尽くす攻撃でNodesを砕きまくったりといった無双状態を楽しめるだろう。

またゲームを進行すれば、ゲーム開始当初から入手できる赤いリソースをnetcoinというリソースに変換することができ、さらなるインフレ状態を目指せる。本作は実験的クリッカーゲーム(experimental incremental game)とも標榜されている。


『Nodebuster』は本稿執筆時点でさっそく約140件のユーザーレビューを集め、うち100%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。現時点では母数は少ないながらも、レビューを投じたユーザーがすべて好評を寄せているかたちだ。レビューにおいては強化を重ねると非常に派手な攻撃が可能な点から、「ドーパミン(脳内快楽物質)が出るほど中毒性・達成感がある」といった感想もみられる。また3ドル(350円)と安価ながらも、しっかりと作り込まれた内容なども評価を受けている。

価格に応じてゲームボリュームは短めながら、「実験的」と銘打たれたゲームプレイはしっかりと評価を獲得しているようだ。本作を手がけるデベロッパーのGoblobinにとって本作は、少なくともSteam向けには初リリース作品のようだ。今後本作やそのゲームプレイを活かして、新展開がおこなわれるかどうかも注目される。

『Nodebuster』はPC(Steam)向けに発売中だ。