間違い探しホラー『I’m on Observation Duty 8』発表。監視カメラで“異変”を報告、『8番出口』も影響受けた人気シリーズ最新作

Notovia氏は8月15日、間違い探しホラー『I’m on Observation Duty 8』を発表した。人気シリーズ『I’m on Observation Duty』の最新作だ。

インディーゲームデベロッパーのNotovia氏は8月15日、間違い探しホラー『I’m on Observation Duty 8』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。配信予定日は未定ながらも、Steamストアページでは数枚のスクリーンショットが公開されている。本作は同氏が手がける人気シリーズ『I’m on Observation Duty』の最新作となるようだ。

『I’m on Observation Duty 8』は、監視カメラを使った間違い探しホラーゲームだ。プレイヤーは謎の組織に雇われた夜間警備員となり、監視カメラの映像を監視。不可解な現象が生じた場合は、ただちにそれを報告していくことを目的とする。不可解な現象は小さな家具の変化や奇怪な生物が映り込むなど多岐にわたる。報告を怠りすぎるとゲームオーバーとなるため、カメラ映像に映る室内の初期配置を正確に覚える記憶力が要求される。

本作はインディーゲームデベロッパーのNotovia氏が手がける間違い探しホラーシリーズ『I’m on Observation Duty』の最新ナンバリングタイトルとなる。監視カメラで異変を指摘するホラーゲームとして高い知名度を確立しており、シリーズ作品のうちほとんどが、本稿執筆時点でのSteamストアレビューにて「非常に好評」ステータスを獲得している。また国内では『8番出口』などのホラータイトルを手がけたコタケノケケ氏も、同作に影響を受けていると言及するなど(関連記事)、同シリーズの人気度が伺える。

そんな同シリーズの約1年ぶりとなる最新ナンバリングタイトル『I’m on Observation Duty 8』では、6つの別々の場所に設置されたカメラを監視することが明かされている。本作に登場するロケーションに関する情報は少ないものの、ストアページで公開されている複数のスクリーンショットを見るに、本作ではファッションショーなどで使われる細いステージ、乱雑とした工業地帯、木造の民家前、底の見えない螺旋階段などがロケーションとして存在するようだ。いずれも暗く淀んだ雰囲気が漂っており、プレイヤーの恐怖心を煽るような演出がなされている。

『I’m on Observation Duty 8』は、PC(Steam)向けに配信予定。なお同シリーズの過去作品はPS5/Xbox Series X|S版も発売されていたが、本稿執筆時点では本作のコンソール向け展開は発表されていない。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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