AIが指導してくれる囲碁ソフト『銀星囲碁23』PC向けに12月6日発売へ。解析結果を日本語で解説してくれるAIを採用し“プロ級の指導”を実現

シルバースタージャパンは11月13日、『銀星囲碁23』を12月6日に発売すると告知した。生成AIによってプロから指導を受けているような学習体験ができるという、『銀星囲碁』シリーズの最新作だ。

シルバースタージャパンは11月13日、『銀星囲碁23』を12月6日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Windows)で、通常価格は税込1万6280円。生成AIが追加されており、日本語で解析結果を言語化してくれるそうだ。

『銀星囲碁23』は、生成AIによってプロから指導を受けているような学習体験ができるという、『銀星囲碁』シリーズの最新作となる対局囲碁ソフトである。『銀星囲碁』は1999年4月に初代が発売された、ボードゲーム「囲碁」の学習や対局ができる対局囲碁ソフトシリーズだ。PC以外に、コンソールやスマートフォン向けの作品も存在。公式サイトによると、常に最強・最高を目指して進化を続けており、棋力向上に役立つ解析機能や検討機能なども充実しているのだという。


本作では、入門や15級から九段+までコンピューターに40段階の強さが用意されており、幅広い強さのAIと対局できる。 囲碁練習問題「有段者のための銀星囲碁問題集11」には全300問の詰碁・手筋・ヨセが収録。囲碁講座「AI時代の実戦手筋」では、序盤から戦闘力を強化できるそうだ。


また本作『銀星囲碁23』の大きな特徴としては、生成AIを用いた機能が挙げられる。本作では最高棋力「九段+」の銀星AIと生成AIの連携。銀星AIによる高度な盤面の解析結果を、人間が理解できる言葉に翻訳してくれるのだという。たとえば従来の解析結果では、銀星AIが導き出した数字から、盤面の状況を把握する必要があった。本作においては、解析結果を生成AIが日本語に翻訳してくれる。そうした機能によって、プロから直接指導を受けるような囲碁の学習ができるそうだ。

AI関連の機能としては、棋譜をAIが解析して悪手から練習問題を作成する機能が搭載。解析で表示された候補手から読み筋を見る機能や、対戦中の形勢変化を目数と勝率による2つの評価軸グラフで表示する機能も用意されている。なおAI評価機能は利用料金は無料であるものの、インターネット接続が必要になるそうだ。

銀星囲碁23』はPC向けに、12月6日発売予定。通常価格は税込1万6280円。公式サイトによるとシルバースターの直販サイト「銀星本舗」では、パッケージ版が送料手数料無料の税込1万2600円で販売されるそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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