マルチ対応・極寒サバイバル『Ice World』Steamにて期間限定で無料配布中。「もっと磨き上げたい」としてまずは無料で配る


デベロッパーのRabbit Studioは極寒サバイバルクラフト『Ice World』を期間限定で無料配布すると発表した。本作は10月1日より早期アクセス期間中。通常価格は税込1200円のところ、本稿執筆時点では無料で所有可能だ。ストアページによるとゲーム内は日本語表示に対応している。

『Ice World』は極寒の世界を舞台としたサバイバルクラフトゲーム。人類は長い冬により絶滅の危機に瀕しているという。プレイヤーは凍った世界で生き残るため、拠点を建築しサバイバルを行っていく。

本作ではプレイヤーは氷や雪を採掘し、イグルーや氷の建物を建造しながら拠点を建築することができる。拠点建築の傍らでは、武器を作ったり、狩猟に出て食料を確保したり、クラフトを活用しながらサバイバル生活をすることとなる。また凍った水面に穴を空け、釣りをすることもできる。昼夜のサイクルも存在し、夜にはオーロラを見ることも。極寒の世界らしさあふれる、独特のサバイバルが展開される。

そして凍えた世界には犬、オオカミ、トラ、ホッキョクグマ、イエティといった動物が登場。狩りをすることも可能だが、調教してペットにすることもできるという。調教したペットには騎乗することも可能だ。また本作はソロプレイのほか、オンラインマルチプレイにも対応。複数の公式専用サーバーも用意されているという。


本作は現在早期アクセス期間中。期間は約1年から2年を予定しており、動物、武器、建物やさまざまな風景を持つマップを追加予定とのこと。また正式リリースおよびメジャーアップデートの際には、あわせて価格の値上げがされることも予定されている。なお本作は本稿執筆時点で19件中31%が好評とする「やや不評」。グラフィックは一定の評価を獲得しつつも、アイテムが消失したり、動物の動作などに問題があるとの報告が相次いでおり、ゲームプレイ部分における要素が不評につながっているようだ。

そんな本作であるが、本稿執筆時点では期間限定で無料入手可能であることが発表されている。期間中にライブラリに追加することで、今後永久に本作を所有可能、すべてのアップデートが受け取れる。なお無料配布での提供期間は現時点では未定となっている。

ちなみに本作を手がけるRabbit Studioによれば、この無料配布はゲームを改善していくにあたって、プレイヤーからフィードバックを広く集めることが目的のようだ。「やや不評」のスタートながら磨き上げのために無料配布にまで踏み切った本作。興味のある方はひとまず本作をライブラリに追加しておくとよいかもしれない。

『Ice World』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。価格は通常税込1200円のところ、本稿執筆時点では無料で入手可能。