催眠リズムゲーム『HYPNOSYNC』Steamにてお披露目。お客の心を掌握してお金を稼ぐ、キュートでダークな音楽ゲーム

BASED KICKは10月23日、『HYPNOSYNC』のSteamストアページを公開した。同作はPC（Steam）/スマートフォン向けに2026年リリース予定。日本語字幕にも対応予定となっている。ストアページ上では、動画や多数のスクリーンショットなどが公開されている。

『HYPNOSYNC』は、音ゲー専門ゲームセンターのマネージャーになって催眠能力でお客さんをビートにあわせて操る、催眠リズムゲームである。本作の舞台は、人間に催眠をかけられるHypnari（ヒプナリ）が存在する世界。ヒプナリたちは、さらに異性の人間をハーフヒプナリに変えられるのだという。本作で主人公はNezzieに催眠をかけられ、音ゲー専門のゲームセンター「HYPNOSYNC」のマネージャーに強制就任させられてしまう。マネージャーの役割は、お客さんに催眠をかけて、HYPNOSYNCでお金をじゃぶじゃぶ使わせること。かわいい被験者たちに催眠をかけて盲目的な従業員に仕立てる、音ゲー専門ゲームセンターでの物語が繰り広げられる。

「HYPNOSYNC」のマネージャーになってしまった主人公は、お客さんに催眠をかけてどんどんお金を使わせていく。本作は、基本的にはリズムゲームとなっている。レーン上に流れてくるノーツにあわせて、タイミングよくボタンを押す。公式X（旧Twitter）アカウントによれば、青いノーツならの下のボタン、黄色いノーツならいずれかのボタン、矢印には方向キーなど、ノーツに対応してゲームプレイを進めていくようだ。さらに本作では、意志力がブレイクラインに達した瞬間に打ち砕くと、相手の心をプレイヤーのものにできるという。リズムゲームのプレイによって、お客さんたちを催眠して従わせていくのだろう。

ストアページによると、本作にはかわいい被験者たちがたくさん待っているという。楽曲ごとに対象が存在。各楽曲をクリアしていくと、少女たちを洗脳できるようだ。また催眠した少女たちはパートナーに成長可能。パートナーはスキルを持っており、ほかのお客さんに催眠をかける手助けや交流もできるそうだ。お客さんたちを催眠していくダークなゲームプレイが、ポップな色使いとデフォルメされたキャラクターたちで可愛らしく彩られている点も特徴だろう。

本作は、アメリカ人のスキル・イシュー氏によるBASED KICKが手がけているようだ。公式X（旧Twitter）アカウントによれば、本作は1人で開発。少なくとも2024年頃より、開発中の様子などが公開されてきた。今回はそんな本作のSteamストアページが公開されたわけだ。なお本作では、2024年に収録するオリジナル楽曲が募集されていた。公募で集まった楽曲が多数収録されているのかもしれない。

『HYPNOSYNC』は、PC（Steam）/スマートフォン向けに2026年リリース予定だ。